10/30天皇賞<レース回顧編>
本命は11ローズキングダム。斤量57K以上になると伸び切れずなかなか勝てませんでしたが前走59Kを全くもろともせず伸びてきて内容も良かった。本当の意味で本格化したんだと思います。5ブエナは力が落ちてきた上に4ヶ月明け。18アーネスは東京2000mの大外枠は明らかな不利。4エイシンは勝ちきれないレース続きの上に4ヶ月明け。7ダークは東京コース5戦全勝でしかも今絶好調ですが超一流馬との対戦が乏しい。8ペルーサははまった時は強いですがアテにできない。複勝圏内で穴をあけるとしたら9ジャガーだと思います。この馬は11ローズが好走する条件のレースで好走する馬です。11ローズを本命にするのだから馬券に絡ませたいと思います。
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<回顧>
あそこまでハイペースでタフな展開になるとは思いませんでした。1シルポートと6ビッグだけが行くのなら他馬も巻き込まれなかったでしょう。
原因はアーネストリーが大外枠に決まったことから始まったと思います。
東京2000mのコース形態を考えると18アーネスは行くしかなかったのですが、出遅れて押していったことで行き脚がつきすぎました。
スタートがよかった4エイシンもそれに呼応して行く。
5ブエナと11ローズとしては1シルと6ビッグだけなら無視したでしょうけど、4エイシンと18アーネスの能力を考えると最後まで止まらない可能性もあるなかでは行かざるをえなかったのだと思います。
そしてハイペース追走を選択しなかった2頭。
まず8ペルーサは不思議と出遅れて好走する馬。好スタートで無理なく好位追走しても末脚が爆発しない。なぜなのか解りませんが… そのあたりも考えてか横山騎手は好スタートをしたが敢えて後方に下げた。
12トーセンはいつもなら好位~中位追走。こちらは人気的にも気楽な立場でしたから単純に、ピンナ騎手がこの馬のペースを守ったらあの位置だったということだと思います。
超ハイペースの結果はやはり強い馬でも絶えられず。後方から2頭が差してきたのは必然です。
ウオッカのレースレコードを更新したのが評価されていますが、あまり意味のないことです。なら、これといった見せ場もなかったけど同タイムの8着ミッキーや更新した7着ナリタを評価できますか? ということ。
このレースで評価できるのは果敢にハイペースに挑んでなお4着にきたブエナビスタと2着ダークシャドウです。この2頭の差はブエナをダークがマークしていた結果であって、ブエナのほうが劣っているからとは言い切れないです。
逆に11ローズは厳しかったとはいえあそこまで止まるとは、距離も2400m以上は必要なのでしょう。
18アーネスは仕方ありません。佐藤騎手も最善を尽くした結果ですし、評価を全く落とす必要はありません。むしろ一番勝ちにいく競馬をした18アーネス佐藤騎手に拍手を送りたいです。競馬とは?勝負とは?なんたるかをまざまざと魅せてくれました。
私が予想で本命に押した馬(11ローズ)の惨敗、逆に評価を落とした2頭(5ブエナ・7ダーク)が強い競馬をしたことには素直に反省します。参考にして頂いた方には申し訳なかったです。
今回のレースは馬にとってかなりきつい競馬だったので、次走まで疲れが残る馬もいると思います。そのあたりを注意していきます。
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