ピ、ピアノ！？

バック公演『うた歌うなら私は出る！』を終えてから１２日。
もうはるか昔の事のようですが、今週に入ってやっと現実に帰ってきた感じの私です

裏話の続き、いきますね。

今日はピアノの話

私『うた歌う・・』でピアノを弾いた訳ですが、
ミッキーのソロの伴奏、あれです。
実はあれ、本公演で同じ役を演じた織田さんは、ギターだったんです。

私がラッキー役に決まった際、代表より連絡が来まして、
「和希、エレクトーンだったよね。ピアノ弾けるよね、コードでいいから」
となんともシンプルなオーダーでした。

たしかに同じ鍵盤楽器ですけど・・・最近娘とピアノ弾いてますけど・・・。
まぁ、イケるかなぁ～と取り組みだしたんですが、そう簡単にはいかない。

まずコード譜、なんて言われても解らないんです
私がエレクトーンをやっていたのは小２か小３迄でしたから。

ありがちな【スポーツに転向したタイプ】でして

で、あきぽんがピアノ譜を用意してくれました。
そこからコードを拾いましてね、こんな風に、


で、曲の雰囲気を大事にしながら、音をリズムに乗せたり、和音を増やしたり、の作業。
とにかくミカンちゃんが歌いやすいようにと考えてはみたのですが、

伴奏のツブが足りないとか、コードは合っているんだけど歌いにくそうと言われ
あきぽんに相談しながら修正していきました。

でも、いくら家のピアノでたくさん練習しても、

何度このピアノで録音してミッキーに渡しても、
本番のピアノは小屋入りするまで触れない、実は触ったことのない電子ピアノ。

不安は募るばかりで、本番３日前、近所の友人宅へ電子ピアノ借りに行きましたっ
娘さんの可愛いお部屋をお借りして、ローランドを弾きならし、
やれる事は全てやって、翌日劇場へ。

すると、ミッキーさんとのバランスで、右手だけ１オクターブ下に変更に
左手のベース音に歌がつられちゃうから、右手小指を強く弾いてとの要望
いや～エレクトーンの音量は右足一つでしたから難しいオーダー
（右手左手の力量を変えるのは、ドラムやっていた頃も苦労したもんです）

弾く直前のボタン操作も増えてしまい、案外こういうのって、てんぱるんです

でも仕方ないこと。臨機応変にやっていかないと作品は良くなりません。
現場処理っていうのは付き物で、ココでの対応力が物をいうんです。

こうなったら自分で自分のこと励ますしかありませんでしたね～。
私なら大丈夫！出来るって。あはは

で隙間の時間を狙って弾いて弾いて、本番に挑みました。
注目を浴び、私にもスポットライト当てて下さるケンケンさんに感謝しながら
気持ちよく弾いちゃいました

大きなミスはなく、うまくいったと思います
いい経験となりました

最初は戸惑いましたが、伴奏を考える所からやらせて頂き、いい勉強になりました。
ほとんど任せて下さったことに、感謝している次第であります。
チャンチャン

で、で、

この経験を活かす機会が、またすぐにやってきました

明日の娘の謝恩会で、入場曲を少しだけ連弾します！
またこんな風にコードを拾って、

メインで弾いてくれるママさんの弾き始めを、盛り上げてあげようと思います！

準備万端です。頑張って楽しんできます