ははと二匹の子ザル

二人の息子と日々の色々

東日本大震災 ~宮城県・石巻市~ 6.18

2011年06月18日 | Weblog

100ヵ日

津波にのまれて命を落とした人のほとんどは“あの日”に亡くなったにちがいない

だから100ヵ日の今日、市で慰霊祭が行われた

今回は大半の人が、かなりの苦しみの中亡くなった事は、あの惨状を目にすればわかる事

片付いていく町を見ても、“あの場所”に立つと胸が苦しい

何も無いのに、つい何かを探してしまう

何も無いのに……

母の思い出と共に家も無くなり、町も無くなり、母校の小学校まで燃えてしまった

最近は母の実家跡地にも中々たどり着けない

“津波”によって無くなった場所が、また“水”に阻まれてたどり着けない……

まっ、行っても何も無いんだけど・・・

 

この3ヶ月    

よく覚えてない3ヶ月

 

最初の1ヶ月

1日足りと救急車や消防車の音を聞かない日が無かった

パトカーと自衛隊に関しては3ヶ月間で見かけない日は無かったかも

 

一番ありがたかったのは、友達からの安否確認

「大丈夫?」

その一言でみんなと “繋がってる” 気がした

 

もちろん、全国からの支援物資は『命をつなぐ』意味でもありがたかった

配給物資を送ってくれた人たちや企業

色んな人たちに助けられて『命』がつながっている

 

つなげられなかった『命』はたくさんある

幸い兄や弟・母の友人たちはみな無事だった

父の友人は何人か亡くなった

 

100日を迎えて、やっと落ち着いて振り返ることができる “あの日”

色々と後悔することもあるけど、起こってしまったことは仕方が無い

戻れない限り進むしかない

 

“あの日”

地震の後の真っ黒い雲に覆われ、降った白い雪

その後の青空に、オレンジのきれいな夕焼け

一生  忘れることが出来ない