はい。
ジェットボイルの驚異的な性能を目の当たりにして、今まで自分が使っていた
ストーブと比べてどれぐらいの差があるのかをはっきりさせるため、
競争させてみた。
最速ラーメンマシーン決定戦!
ルールは、まあ、400ccの水が沸騰するまでの時間を計測。
なぜ400ccかというと、
チキンラーメンは450ccの湯で作れと書いてあるけど、濃い目の味が好みという
ことで、チキンラーメンは400ccで作るから。
という単純明快な理由で、400ccタイムアタック開始。
まず、主力戦闘機。
スノーピーク
ギガパワー「地」
しかも無駄にチタンで、オートイグナイタ装備。
さらにさらに、ちょっとでもいいタイムを出すために、風防までつけた
フル装備「地」
鍋はスノピの「炊」
テスト時は沸騰したかを目視で確認するために、フタを外してます。
沸騰までの時間。
4分16秒
はっきりいって不満。もうちょっと早いと思ってたなぁ。
炎がナナメに噴き出す仕様なので、鍋から炎がハミ出るんだよな。
その辺のロスがけっこう痛かった模様。
鍋の湯を捨てて、鍋の温度が気温と同化するのを待ってる時間に、
いそいそと次の選手「ドラゴンフライ」を準備する。
ああ、ドラゴンフライ面倒だなこれwww
湯沸かすためだけにセットするのイヤだ。
んじゃ、まあ、次。
火力に関しては「地」よりだいぶ強い、
MSR
ドラゴンフライ
付属の、熱反射板(底のアルミ板)と、風防を装備して勝つ気満々。
燃料はホワイトガソリンを使用。
おなじみ、ジェットみたいな爆音を轟かせつつ、、
記録
2分50秒
でも、ガソリン容器にポンプをセットして、ポンピングからプレヒート、
風防やらをセットするためには、ゆうに5分以上の時間がかかる上に、
すぐに火が消えないし、パイプ内に少し残ったガソリンが蒸発するまで振り回し
たりしながら、撤収するにしてもガスと比べるととんでもなく時間がかかるので、
2分50秒のありがたみは殆ど感じない。
そして、たぶんいちばん早いと思われる、
モンベルが代理店
ジェットボイル
無駄にカモ柄でワイルドさを強調してますが、普通のジェットボイルです。
特にオプションを装備してるわけではなく、これが通常の姿。
シュッポ!っと点火。
横から火を覗き込んで見るんだけど、地よりも明らかに火力は低いのが分かる。
でも、点火したらすぐにシュワシュワ言いはじめて、、
1分32秒で沸騰
(´_ゝ`)
しかも、このポット、ウレタンフォームを巻きつけているので、手で直接持てる。
「地」と「ドラゴンフライ」に使った鍋「炊」は、取っ手(持つところ)ですら、熱くてもて
ないのにジェットボイルのポットは直接手で持てる。
保温と断熱の効果で、いったん沸かした湯が冷めにくいのもありがたい。
でもその分、湯を沸かしたまま忘れたりすると危険だな。
燃焼音が静かで、火がついてるという存在感が薄い。
空焚きしたらウレタンが燃えそうだ。
正確なハカリがなかったので、消費ガス量の計量をしなかったのだけど、
ヨソのサイトでは、スノピ地と比べて半分ぐらいらしい。
なんというか、山行の際はジェットボイル前提の食事を考えるようにすれば、
あの固定ポットでも問題ないので、
今後、主力戦闘機はジェットボイルでやりまする。
ちなみに、
家庭用ガスコンロの強いほう(4000キロカロリー以上のやつ)に、底面積の
広い雪平鍋を使用して火力全開で、400ccの水を沸騰させるまで、、
2分10秒かかる。
お湯を沸かすだけなら神性能だな。ジェットボイル。
最速ラーメンマシーンはジェットボイルに決定。
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