雲山峰 490m

JR山中渓駅>>第一パノラマ>>四ツ谷山>>雲山峰>>青少年の森>>JR六十谷駅

　紀泉アルプス縦走コースという、

　軽いハイキングコース行ってきた。

　新メンバー


　

　カチュアン・カワイクン氏（タイ人）
そして、いつものハヤトとオレの３人。


　目的は、青少年の森（440m）から下界を眺めながら冷えたビールを飲むこと。
保冷バッグと保冷剤のおかげで結構な質量だが、いたしかたなし。



　すべてはビールのため。

　途中、

　

　マムシ

　ピントズレ容赦。30センチぐらいの若い固体。

　

　もひとつマムシ
こっちは５０センチ程度の成体だな。

　マムシは本来夜行性で、昼間にひらけたところでトグロ巻いてるのは、
おそらく、冬眠から目覚めてしばらくか、妊娠中のメス。

　あ、そうそう。

　マムシは胎生だというのは有名な話。（正確には卵胎生？）
卵を産まず、子供を生むんだが・・・

　３人のうち２名までが「口から子供を生む」と主張。

　マムシは口から子供を生むため、出産ちかい秋になると、子供を傷つ
けないようにするため、自ら牙を折るんだと。だから凶暴になって、
何にでも噛み付くんだと主張する。

　クチから出産するような生物おらんよなｗｗ

　中にはクチから生まれたような人間がおるのは確かダケドネｗ



　ググってみたら、マムシがクチから出産する説はけっこう広い地域で
言われているようだけど、もちろんウソ。

　冬眠が近いので食い溜めしてるだけと思われ。

　マムシ酒にしようと思って、一升瓶に入れておいて、いざ焼酎を注ぎ
込みはじめたら、突然、子供を次々と産みはじめたというのも、
これまたよく聞く話。

　あと、マムシを見たらマムシに向かって「動くな！」といえば、
マムシは動かないというのも、聞いたことがある話だが、、

　何も言わなくても、マムシは動かないｗｗｗ

　マムシって本当に動かない。ひなたぼっこしながら昼寝してるんだよ。
夜行性だし。

　ストックでちょいちょいとつついて起こしてやると、のそのそと
藪に入っていく。

　まあ、今の季節、昼間なら、踏んだりしなければ咬みつかない。

　オレが先頭歩いてりゃ見逃さないから大丈夫だ。

　ちなみにマムシに咬まれた人の、死亡率は0.1%という。
思っていたよりずっと致死率が低いな。

　毎年、１～２人ほどクマに襲われて死んでるみたいだから、マムシ
よりはクマのが危険で、

　毎年、１０人ぐらいスズメバチに襲われて死んでることから、
たぶん、クマよりスズメバチのほうが恐ろしい。

　まあ、遭遇率というのもあるから一概には言えんけどね。

　と、マムシに注意しながらテクテク歩いてると、、、

　たくさんあるんだよなあ・・
　

　
　

　テングダケ

　オレは食ったことないけど、１本食ったぐらいじゃ平気で、、しかも、


　コレがものすごくウマイらしい。


　思い出したようにググってみたら、ベニテングダケは普通に食って
る人が多いみたいね。

http://www.ztv.ne.jp/takuji/j-beni.htm

　ベニテングダケのほうが毒性が弱いので馴れたら嘔吐もしないとか。

　いっぺん食ってみたいけど、関西のほうじゃあんまり見ないんだよな。

　ベニテングは、１回しか見たことないかも。

　オマケ


　

　シロオニタケ

　シロオニタケは、毒キノコだと書いてるところもあるが、
無毒だというところもある。よく分からんのだけれど、

　テングタケ科で白いキノコなんて食う勇気なし。
1本食ったら致命的なドクツルタケとか怖いし。



　さてと、

　

　入山から３時間ちょいで、雲山峰。

　

　目的地に着いたのでお待ちかねのビールとメシにする。

　目的地に着く少し前から、喉を渇かせておくのがコツかな。

　いやはや、山で飲むビールはウマイ。
下界を見下ろしつつ木陰でそよ風を受けながらビール。
イイネ。最高だね。

　ここで１時間ぐらい休憩して、

　あとはJR六十谷方面にむかってひたすら下るだけ。

　和歌山の六十谷（むそた）なんて誰も知らないかもしれないな。
えーと、

　何年か前、毒入りカレーで有名になった地区からの最寄り駅と
いえば思い出してもらえるかもしれないなぁ。


　
　↓ けっこう好きな看板


　

　ここをヒョイっと飛び降りたら舗装路。下山口ね。
こういうの、結構好きなんだよな。うん。

　ビール休憩が長かったので、６時間半の行程になってしまったが、
後半ひたすら下りなので、そうしんどいという意識はないね。


　まだまだパワー余ってる感じ。
明くる日、筋肉痛でえらいことになるんだがｗｗ

　さてと、JR六十谷駅まで１キロぐらいかな・・舗装路歩きます。

　で、靴底が硬い登山靴で舗装路を歩くのはことのほかキツイ。

 

　








　

登山靴を脱いで、靴下でそのまま歩こうとする二人。

　そしてサンダル持ってきた俺が勝ち組。



　ズッコイとか散々ブーイングもらいましたが、、、( ￣３￣)




　過去の教訓を生かして周到に準備するのは、、、



　賢いからデスｗｗ





　 m9(￣ー￣)ニヤリッ