富谷市は成田のカステラ！？

最近カステラがマイブーム（死語か？）な私…。

何を売っているにせよ、「店の雰囲気が好き」なお店っていうのがあります。
いわゆる cafe などもその部類に入るのですが、
どうも所謂チェーン店には触手を伸ばさずにいるのです。

そんな中…富谷市は成田にある「NAKAO」というお店があります。
最初は落ち着いた雰囲気を持つ「食器のお店」だったのですが、
長じて丁寧な人の手仕事による品を扱う店として、
少しづつ拡張してきたように見受けられます。
その一端が、2Fの cafe です。

単純に「食器を扱う店」として見ても、内外装、ディスプレイのセンスが良く、
店内を見て回るだけでも「ほっ」と落ち着く雰囲気があります。
たぶん定価の食器たちも、それらしい価値を持っているように見えます。
１Fには、自家焙煎珈琲豆の売店があり、贈答品用パッケージもいくつか…
その中にNAKAOオリジナルのカステラがありました。

2Fの cafe に興味はあるけど、五十路間近のオッサン一人ではなかなか入りづらい…
でも…「えいやっ」とばかりに行ってみました。
当たり前ですが、メニューにはオリジナルのカステラがあり、
ありがたいことに、紅茶もありました。
（ご存知のことと思いますが、私は珈琲より紅茶派です）
cafe の様子は…私がここで語るより、一度訪れた方が良いでしょう。
隣のコメ○珈琲よりは、余程落ち着いた雰囲気を持っています。
気になっていた例のカステラと、ミルクティーにしました。
普段休日朝に、200円ほどの切り出しカステラと、
ティーポットで淹れた、ド定番のトワイニングアールグレーをメインとする私にとっては、
とても贅沢なのですが…ま、たまには良いでしょう。
窓の外に、風に揺れる樹木を時折眺めながら読みかけの本を読みつつ…
…待つ時間も乙なものです。
（「広い宇宙に地球人しか見当たらない５０の理由」って本を読みなおしていました。
　…もう何度目だろう…）



提供されたカステラと紅茶を食してみると…
うん、先日の松華堂さん程に明確な個性はありませんが、
私の普段のカステラとは段違い。誰かにプレゼントでも良いかな…と思いました。
ミルクティーは…牛乳の濃さを、紅茶の渋みで調整しているといった趣き…。
…本を読みつつ、のんびりな小一時間を、ここで過ごすことができました。

…後日…会社でいつも頑張ってくれている女性陣へのプレゼントとして、
こちらのカステラを一斤購入して差し入れしたところ、
あっという間になくなってしまったようです。
美味しかったのか…甘いものに飢えていたのか…
詳しくは分かりませんでしたが、全員から礼を言われた所を見ると、
きっと美味しかったのだと思います。
（うまく分配してくれた方がいたのかもしれません）

NAKAO 2F cafe で、一人で読書しつつ紅茶飲んでる五十絡みのオッサンがいたら、
もしかすると私かもしれません。
どうか放おっておいてくださいませ。何卒よろしくお願いします。