The Melody At Night With You...

その日の午前中、NHK-FM を聞いていると…

とある番組のゲストが、ジャズヴァイオリニストの寺井尚子さんでした。
この番組は、ゲストが影響を受けたり、大好きな音楽をかけるという内容でした。

で、その寺井さんが最初に紹介したアルバムが、キース・ジャレットの
ザ メロディ アット ナイト ウイズ ユー(The Melody At Night With You)でした。
実はこのアルバム。発売されて間もない頃、以前やっていた仕事の帰りに時間があったので、
久しぶりに HMV に寄って試聴し、即買いしたのでした。
帰りの車の中でその CD をかけたら、ず～っと聞いていたいと思ってしまいました。
で、寄り道しまくり…帰宅時間が予定より３時間程遅れてしまいました。
(次の日が休みだったこともあったと思います)

うまく言葉では表せないのですが、抜群のセンスによる慈しみに満ちた音楽だと(勝手に)思っています。
さりげなく BGM として流しても良い雰囲気が出ると思いますし、
向かい合って聞いても全く遜色ないと思います。
彼が JAZZ ピアニストだからといって、いわゆるJAZZ のアルバムだと思って聞くと、
かえっておかしな感じを受けるかもしれませんが、ピアノで表現される音楽の一形態だととらえれば、
非常に上質なアルバムだと思います。