毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

不思議でうれしい

2015年03月16日 07時19分33秒 | 貴秋の視点、すなわち偏見


あの痛めた右腕ですが、その後も 悪化はしないけどよくなるわけでもなく、朝目が覚めると痛みは消えているが、そのあとなんやかんやと動くうちに、またぶりかえす、の繰り返し(-_-; )

で、相変わらず家事などの大半を左手に肩代わりしてもらいながら、ひたすら回復を待ち望んでいました。

そして、14日早朝。




いつものように起きて 身支度や飲み物の準備をするうちに じわじわ戻ってきた痛みが、この日は 留まるところを知らない様子で どんどん増していきます。

ホットココアを飲みながら いつもおなじみのサイト巡りをするうちに、痛みはますますふくれ上がり、腕の置き方をどう工夫しても収まらず、ついには あまりの苦痛に 目の前の画面にまるで集中できなくなってしまいました。

腕のズキンズキンにリズムを合わせるように、胸元で動悸が打ち始め、ハートセンターの周辺に なんともいやな感じが広がっていきます。

うわ~ と思いながら 上体を折り曲げて 懸命にこらえていると、ふと氣がつきました。

そう、この痛みも感覚。

なのに避けようとするからかえって大きくなるのかも。。。。。ここまでになっちゃうとちょっと大変だけど、がんばって感じてみよう。

で、進んでその痛みに意識を凝らしてみました。




しばらくは、ひたすら同じようにズキンズキンが続くだけでしたが、そこでまたふと、からだは苦痛でも 心には これまでにないゆとりがあることに氣がつきました。

以前の私は、身体的であれ 感情的であれ、苦痛にはすごく弱かったのです。

受け止めきれないような痛みに直面すると、逆上して この世のすべてを呪い、イライラ腹を立てながら心を閉ざしてしまうのが当たり前の反応になっていました。

そして、そんな氣の乱れが 苦痛を倍化させるのが、いやでいやでたまらなかったのです。

が、今回は。。。。。

痛みにさいなまれながらも、心は落ち着きを保っていて 引きずられないのです。

わぁ~、こんな自分もいるんだ (゜0゜*)

苦痛の中にもなんだかうれしくなって 氣がゆるんだとき、不意にまぶたの奥が じわっと熱くなりました。




痛くて泣いたのではないのです。

痛みは単に 涙の通り道を作ってくれただけ、流れてきたのは 感動の涙でした。

怒りをあれほど苦にしてきた自分が、ここまでになれた。

なんてうれしい、ありがたい、力になってくれたみんな、ありがとう 。・゜・(ノД`)・゜・。




・・・・と、喜びに氣をとられるうちに、腕の痛みがなんだか薄らいでいくようなのです。

これは! と思い、なおも集中していたら、明らかにすぅーっと引いていき、やがて動悸や不快感共々 すっかり 消えてしまいました。




あれほどの痛みが ここまで迅速に、と驚きましたが、当初からの軽く筋を違えたような感覚と 無理してかばったための後遺症らしきかなりの筋肉痛は まだ残っており、相変わらず自由には動かせません。

そこでさらに思いつきました。

この残っている感覚もとことんフォーカスしてみたらどうだろう

で、苦痛なく動く範囲から 少しずつ余計に動かしてみて 痛みが来たらそれを味わう、ひたすらこれを繰り返すこと 丸一日以上 w( ̄Д ̄;)w

こういう思いつきは、好奇心からとことん追いかけずにおれないサガなのです




フォーカスした痛みは 確実に消えていったようです。

そうやって少しずつ痛みなく動かせる範囲が広がっていき、ひどいときは からだにぴたっと沿わせてほんのわずか動かすのが精一杯、食事にも入浴にも大苦戦だった右腕が、まだ胸より上に上げようとすると 「アイテッ」 となりますが、きのうおとといとは比べものにならないほど楽に使えるように♪

まだすっかり治ったわけではありませんが、さすがに飽きここまでになれば後は自然に治るのを待てばよしということで、多少左手でカバーしつつも ほぼいつも通りの日常が戻ってきました(^^)




このところ、「あ、前と同じ反応をしなくなった」 と氣づかせられるようなことが 立て続けに起こっていますが、どうやらこれも そのひとつのようです。

からだと心は やはりひとつもの、あの右腕の痛みは、たぶん本来なら 今のこの程度の症状で済んでいたはずで、ただの身体的不調という以上のなにかを伝えよう、氣づかせようとしての激痛だったという氣がします。

それがなんだったのかはよくわからないけれど、痛みが消えたところを見ると、メッセージは受け取れたのでしょう(^^)




不思議な そしてなんだかうれしい 二日がかりの出来事でした



















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