父が いつのまにかテニスファンになっていて、テレビで試合中継があると 必ずといっていいほど見ています。
きのうも東レパンパシフィックの女子準決勝ということで テレビの前にバッチリ陣取り観戦。
私も お彼岸のおはぎ作りの合間に ちらちらお相伴しながら、その昔一度だけ行ったテニススクールのことを思い出していました。
スクールといっても本格的なものではなく、テニス好きの友人主催で 運動公園のコートを借り、簡単な手ほどきやアドバイスなどしてもらいながら みんなで楽しみましょう、ぐらいの氣楽な集まり。
テニスはそれまで一度もしたことがなかったのですが、「 『ワン』 でボールを落としてバウンドさせ、『ツー』 で跳ね上がってきたボールをラケットの芯でとらえて打つ」 というのを教わってやってみたら、すっかりハマりました。
ラケットの真ん中に球が当たる感触、当たった球が氣持ちよくのびのびと飛んでゆくさまが、得もいわれず心地よくて♪
これをひとりでやってるあいだはよかったのですが、二人向き合い さあ思う存分行ったり来たりさせるぞ☆ とのワクワク感は、相手からの強烈な返球と共に打ち砕かれました。
そっか~、テニスって 相手に打ち返させないように競うものだったのね
ワクワク氣分はどこへやら、以来テニスは一度もしておりません (T_T)
これまでの人生で、戦って勝者になる快も 敗者になる悔しさも たっぷり味わってきましたが、今の貴秋は 競って勝者と敗者にふるい分けられるのは もう十分かな。
テニスだって 二人協力し合って ただ無心に 「打つ」 という行為を楽しむなんていうのもあっていいんじゃない?
競争のフラストレーションはもうたくさん、今は ひとりであれ誰かとであれ ありのままの自分から どんどん楽しみを引き出したいです。
ひとつに溶け合うほうへ行きたいです。
思い込みやわだかまりが減るほど、戦う ・ 競うという意欲がなくなっていくようです (*^^*)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます