毎日がしあわせ日和

ほんとうの自分に戻れば戻るほど 毎日がしあわせ日和

八咫烏神事行ってきました(^^)

2010年01月09日 01時09分12秒 | 熊野
熊野本宮大社で毎年1月7日に行われる「八咫烏神事」。
なんとなくずっと氣になってたんですが、これまで一度も行ったことありませんでした。

今年はちょうど仕事が休みなこともあり行くつもりでいたんですが、ご神事は夕方5時から。
だんだんと日が傾き寒さが厳しくなってきたのにつられて一度はやめそうに。

でも、不思議なことにいくら「行くのや~めた」と思っても、どうしてもご神事のことが頭から離れない。

訳わからないけどこれはなんかあるんだろうと再び氣を変えて、急きょ車を出しました。

5時ぎりぎりにすべり込むと、ご神事の行われる黎明殿の中はすでに人でぎっしり。
外にテントを張って椅子を並べてあるところに座りました。


私の席からはこ~んな感じ。



中で宮司さんや神職さんたちがなにやらいろいろと儀式をされておられるらしいのですが、まったく見えず何もわかりません。

そもそもどういう由緒のご神事か、とか何も知らないままノリだけで来ちゃったんだものなぁ。。。。(^^ゞ

唯一知ってるのは、このご神事に参列した人にだけ授与される「白玉午王のご神符」というものがあるということだけ。

厳かにご神事が進んでいく中、やがてなにやら四角くたたんだ白い紙が参列者全員に配られました。

「おお、これがかの白玉午王♪」と思ってわくわく開いてみると、中はなにも入っても書かれてもおらず ただの真っ白な六つ折の半紙。

なんじゃこりゃ?白紙?ひょっとしてあぶり出しとか?
などとあらぬことを考えているうちになおも粛々とご神事は進み、最後に宮司さんがご挨拶をされて終わりとなりました。

私を含めそのまま席を立とうとした人たちに、どうやら毎年参列されているらしい方が、
「この紙にご宝印を押してもらうんですよ」
と教えてくれました。

危うく白紙のまま持って帰っちゃうところだった~
ご親切にありがとうございますm(__)m

先にご宝印をいただいて帰っていく人たちと入れ替わりに黎明殿に入ってみると、人垣の中から「エイッ」という力強い声が何度も。
「皆さんお座りください。立ったままではしっかり腰で受け止められませんから」なんていう声も聞こえます。
いったい何が行われているんだろう?

前へ進むにつれて見えてきたのはこんな光景。



なるほど~、こうやって押していただくのか。
開いた半紙を手のひらにあてがい、ご印を構えた神職さんと向かい合って渾身の力で押し合うのです。
神職さん相当力を入れておられるらしく、なるほどあの氣合いもさもありなんという感じ。
お年を召した方など、受け止めきれずよろめいて体勢崩してしまわれたり。
小さな子や力の弱そうな人には ご印を持つのと反対の手を添えてあげておられました。

やがて私の番。
全力出してどうにかこうにか受けたけれど、やはりすごい力だ~。
半紙にシワ寄っちゃったし

これがいただいたご宝印。



こんなふうに授けていただくと、ただ渡されるよりもひとしお印象深いというか、なんだかとってもありがたいご神符のように思えます(^^)

ことし年女の私にはことさらありがたいお守りかも

初めて参列させていただいた八咫烏神事、やっぱり行くのやめなくてよかったぁ♪
満ち足りた氣持ちで家路に着きました