ディケイド 第24話印象

久しぶりにディケイドを見た…気がする（苦笑）。
シンケンジャーの世界、普通にディケイドらしい感じでホッとしました。
今回のツカサは黒子になって志葉家内部へ…って、ことは、やっぱり志葉家には黒子姿になれば紛れ込めるということですね！！
ひそかに志葉家のセキュリティを心配しましたが、人間よりも外道衆を寄せ付けない結界が張られているのかなという解釈で良いのでしょうか。
ツカサの黒子は…存在感があるというよりは偉そうでしたねえ（苦笑）。
というわけで、簡単に印象のみにて。
１回の視聴のみの記憶で書いておりますので、セリフ間違い・シーン入れ替わり・勘違いなどは平にご容赦下さい。

先週の次回予告で烏賊折神をクーラーボックスに入れて盗み出したカイトー。
どうやらあのまま源太とおっかけっこの真っ最中？
そのころ、光写真館はどこか分からない世界へ…。
ツカサはいきなり黒子スタイルになり、夏みかんちゃんとユウスケは「歌舞伎の黒子？」と大ウケ！

そこに現れた外道衆！というかナナシ連中。
さらには黒子たちが大量出現して黒子姿のツカサも巻き込まれ、幟を持たされる！
現れたのは袴姿のシンケンメンバー、で、殿の紹介役は流ノ介なんですね！
三途の川に帰れといわれてもかえらないナナシ連中…当然ですが。
突っ込むのはことは＆千明、ええ、的確でステキ。
かくしてシンケンジャーは変身してナナシ連中をなぎ払います。
ナナシ連中を倒すと、潮が引くようにシンケンジャーも黒子さんたちも消え去ります。
おまけにツカサまでが！！

ツカサはと言えば、志葉家に心ならずも潜入中。
戻ったメンバーを迎えるじいに、殿が思いっきり渋い顔でじいをにらむ。
じいは心当たりがある様子で目を逸らしているけれど、他のメンバーは気が付かない様子。
実はじいの持病の腰痛が悪化しているようで…。
さっさと病院へ行けと怒る殿。
これに対して外道衆がいつ襲ってくるか分からないからと志葉家を預かる家老位置のじいとしてはおちおち病院へ行くわけには行かない様子。
「がんこじじい！」とこっそり呟く殿の言葉を聞いてじいもつい意地を張ってしまう。
ええ、見事な逆効果…二人は物別れに…という様子を見ていたツカサ。

偉そうな黒子さん姿でツカサが殿に「殿様って言っても普通だな」と話しかけます。
訝しむ殿。
そりゃそうでしょう、こんな偉そうな黒子さんはいませんよ。
そこにお茶を持ってくる騒がしい黒子一人…が、いきなり粗相！？
慌ててツカサがドジな黒子を連れて外へ…。
結局とのはこれを見送ったのみ。
志葉家、たぶん外道衆へのセキュリティはともかく、人間に対してはかーなーり甘い模様。
というか、人間はノーチェックなんじゃないでしょうか？？？

ドジな黒子は実はユウスケでした。
ツカサが消えたとき、夏みかんちゃんが「ライダーのいない世界なんて、まるでツカサくんは必要ないみたい…」とかなり思い詰めた様子で、せっかくのおじいちゃんのクッキーを落としてしまっても謝れずに飛び出してしまっていました。
それで、ユウスケはツカサの様子を確認に来たわけですね。
まあ、志葉家周辺で「黒子さんが出入りしてる家」と言えばすぐに教えてくれたことでしょう。
夏みかんちゃんの様子を説明するユウスケの言葉の濁し具合に、ユウスケらしい優しさがあふれてます。
ああ、久しぶりにユウスケらしい気がする…（苦笑）。

そのちょっと前、カイトーは源太と烏賊折神をめぐって攻防中。
カイトーはライアとシザーズを召還してゴールドを襲わせます。
シザーズはともかく、ここでライアを召還するのを見て「ライアも悪のライダー入りなのか…」と思った私をお許し下さい。
いや、悪のライダー入り以上にシザーズと同列扱いなのに泣けました。
その様子を三途の川から観察する骨のシタリ。
「あの世のものでもこの世のものでもない」仮面ライダーに不審を憶えた骨のシタリは、アヤカシを呼び出してつついてみるように指示します。
例によってアヤカシの名前が全く思い出せない…。
見た瞬間「全身百目タイタン！？」と思った時点で歳がばれます（苦笑）。
というわけで、百目アヤカシ（仮）と呼ぶことをお許し下さい。
この百目アヤカシ（仮）、ぬーぼーとしたしゃべり方に似合わない強さ！？？
ゴールドが何とかシザーズを倒すも、ライアに苦戦しているところに乱入してたやすくライアを撃破！
さらには二人を相手にスピードも攻撃力も高いところを見せつける！
骨のシタリが信用して差し回すだけはあります百目アヤカシ（仮）！
これにディエンドもシンケンゴールドも大苦戦。
ついに変身解除したカイトー、ところが、百目アヤカシ（仮）はディエンドライバーに心を奪われます。
拾い上げていきなりカイトーを撃つ！
これをかばったゴールドも変身解除！
絶体絶命の危機到来！？？

志葉家ではスキマセンサーが反応してシンケンジャーが位置を確認中。
そして、命からがら逃げおおせたカイトーは通りすがりの仮面ライダーことツカサ＆ユウスケの前に。
「良い格好だな」と実に実に嬉しそうなツカサ、なんだかホッとします（苦笑）。
ええ、いい人ツカサも悪くないけど、こういう態度のツカサの方が断然良いですねえ。
その後ろに現れたのは、ディエンドライバーでカイトーを襲う百目アヤカシ（仮）。
ユウスケにカイトーを助けるように指示したツカサ、この借りは高くつくとこれまたさらに嬉しそう。
なんだかんだ言いつつもカイトーを助けるつもり満々のツカサが良いですねえ。

ところが、百目アヤカシ（仮）が思いの外強い！！
ソードフォームで対抗するも苦戦するディケイド。
その様子に、三途の川の骨のシタリがさらに首をひねってますよ。
ついに最強フォームにチェンジして、ライナーフォームを召還！？
そうか…ディケイドの最強フォームが召還するのは、各ライダーのテレビ放送での最終フォームなんですね。
いよいよ百目アヤカシ（仮）も年貢の納め時かと思いきや、線路から逃げるか！！
いや、たしかに電車斬りを避けるには最良の方法ですが、盲点でした。

そして、問題は逃げおおせた百目アヤカシ（仮）。
骨のシタリは百目アヤカシ（仮）の様子がおかしいことに気が付きます。
そろそろ水切れのはずなのに、なぜか百目アヤカシ（仮）にはまったくその様子がない。
当の百目アヤカシ（仮）、何とディエンドライバーを使ってディエンドに変身！？？
背景で鳴滝がこの世界のライダーが生まれたと呟いてますが…これもライダーなの！？？
おどろおどろしいディエンドにくらくら。
待て次回！

いやあ、久しぶりにディケイドを見た気がしました。
面白かったです。
シンケンジャーの世界だからシンケンジャーが主役なのかと思ったら、きっちりディケイドでしたねえ。
この世界でのツカサのするべきことは何か、と探す姿が懐かしい。
夏みかんちゃんの出番は少なめでしたが、ネガの世界よりはるかに夏みかんちゃんらしい。
おじいちゃんとの関係は、来週に持ち越しでしょう。
ユウスケも久しぶりにユウスケらしい言動を見せてくれました。
変身こそしなかったけど、いろんな意味でホッとしましたねえ。
一番ホッとしたのはカイトーが普通に泥棒に戻っていて、ツカサとも「そうそう、こんな感じ」というところに落ち着いていたことかも。
ツカサがカイトーの世界の延長にあるような態度を取ったら、カイトーにはかえって居心地悪いでしょうからねえ。

さて、ライダーのいない世界としてシンケンジャーの世界を位置づけてそうそうにカイトーに説明させているところにうなりました。
なるほど、ライダーのいない世界では通りすがりの仮面ライダーの居場所がない（苦笑）。
ところが、その世界にディエンドライバーがもたらされたために「いるはずではない」ライダーが誕生してしまう…。
これはシンケンジャーの世界の不安定化…破滅への第一歩と言うことでしょう。
水切れを起こさないアヤカシというのは、シンケンジャーの世界観からは完全に外れます。
そこで、あるべき世界の姿に戻す存在＝通りすがりの仮面ライダーが破滅の危機を回避するべく動くことになるわけですね。
いや、やってくれます！
シンケンジャーメインと見せて、きっちりディケイドの世界観にはまってますよ。
次回は「いるはずではない」ライダーとの決着がつくことでしょう。
待て次回！

風水