アマチュア

ほろ苦い思いの伴う安田講堂。

今日はそこで開かれる大江健三郎さんの講演会「知識人になるために」を
拝聴しに出かけていきました。
彼なりの木訥としたユーモアあふれる内容の中、いくつか心におちる言葉が
ありました。

そのひとつ、知識人は常にアマチュアであること。
　　　　　　この言葉は、肩書きをもたない私にとって行く先を照らす道しるべ。

そのふたつ、知識人になるためには、本を読むこと。
　　　　　　より深く！よりひろく！（日々さらに深く、広く）

そのみっつ、知識人は、人様の引用を正確に！「私」をはさんで曲げては
　　　　　　いけない。

そのよっつ、知識人は、書くことによって思考をまとめ、度重なる推敲によって
　　　　　　思考を深めていく大切さを知ること。その行為によって文体は自ずと　　　　　　決まってくる。

以上、すでに私はみっつめに違反！ここに列記した内容は、わたしのフィルターを
通したものになっています。
知識人になることは、とてもむずかしい！