かふぇ めらんじぇ

und SchwarzwaelderKirschtorte mit Sahne

OKURA

2014-06-30 13:15:37 | グルメ

ドイツの市場で、日本名らしき物を見ると、原産は日本か、と思い何となく親近感が湧く。KAKI等がそうだ。びわもあるが、これは名称が異なるので、大陸を渡ってきたのだろうか。そういえば、麺類は汁がある物は日本のラーメンのみ、中華はみな焼きそばだ。そんな食品の中で、買ったことはなかったが、OKURAがあり、これは日本原産と勝手に思っていた。あのぬめりが、長芋や納豆を連想させ、そのような食品を西洋人が好んで食べると思わなかったのだ。しかしこれはアフリカ原産と初めて知った。驚いたことに、インドなどでは好んで食されている。南国の物ではゴーヤなどあるが、これは見たことが無い。豚肉を好む国なので、沖縄料理も好かれそうな物だが、なにせ気候がまるで違う。これは重要なことで、その地の同じ気候の中で食べないと何でも美味しくない。ドイツ食はドイツで、沖縄料理は沖縄で食べるのがやはり美味しい。もう一つ気になるのは、日本の青果はお上品であるが生気が無い。逞しさがないのだ。ドイツ物は形ばらばら、粗雑なイメージがあるが、皆新鮮でごつい。しかしこれが本来の味、本当の食品だ。今度夏にドイツに行くことがあれば、OKURAを買ってみよう。想像するに日本の物とはかなり味が違いそうだ。楽しみが1つ増えた。

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副作用

2014-06-28 14:45:37 | 日記

薬を変えてみる試みのために、ほぼ5年ぶりに副作用から解放され、人並み(といっても痛みが消えるわけでなく、動けるようになるわけではないが)の土曜日をおくることとなった。我が家は狭くて、私は殆ど二階にいるので、配達や来客のたびに階下に降りるが、配達の人はよく知っていて、即することなく待っていてくれ、玄関先まで荷物を入れてくれ、押印もしてくれる。こまかな物は運ぶが、後は、夫が帰ってきたら自分で持っていくので、私は降りたついでに階下にストックしてある飲み物を一本持って、またえっちらおっちら戻る。ドイツではフラットだったが、4階のためエレベーターを使用していたが、故障するとどこにも行けないし、こちらで階段を昇るだけ運動量はあるかもしれない。洗濯もランドリールームが一階だし、荷物の受け取りも門まで出なくてはいけないので、とても私にはできず、夫が分担する。そのためベルが鳴るのが恐怖で、またドイツ語がなかなか通じないのでストレス過大だったが、弱者に優しい国なので、姿を認めれば、本当に力になってくれる。このあたりがどうしても欧米に太刀打ちできない大きな所以だと思う。サッカーもアジア勢は全て敗退してしまったが、第2の故郷のドイツが今回はことに強く残っているので、応援しようと思っているが、時差の関係で真夜中か早朝になる。録画も良いがリアルタイムでやはり見たい。得点を決めるトーマス・ミュラーは、ドイツではメジャーで多い名前と名字、日本で言えば、山田太郎、鈴木一郎といったところであろうか。暑さはドイツ人にはこたえると思うが、ぜひ優勝を期待したい。

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喫茶

2014-06-27 09:34:33 | グルメ

一人だと通院の時もとにかくトラブルなく帰らねばならないと、どこにも寄り道せずに帰るのだが、昨日はたまたま夫が帰りに迎えに来る、と言うので、待ち合わせてお茶を飲んで帰ることにした。お茶と言ってもアルコールや食事もとれる老舗の喫茶店で、場所柄文化人や教員が多く、何代もで通う人もいる。夫も大学時代から時折行っているようだが、まず行って驚いたのは、エアコンがついていない。私はケーキセットを夫はデカンタでワインを注文したが、ケーキはもちろん、お通しのポテトサラダも、みなオーナー女性の手作りで、素朴な味がする。お茶の水や神田界隈は、このような店が時々あるので、レトロな気分に浸る事が出来る。多少の古さと狭さなどをいとわなければ。今日はいろいろな方がお手伝いしてくださる日で、電車に乗ったら、初老の女性が、席を譲るよう促してくれ、ついてからは、大学の教員らしき人が、荷物を下ろすのと歩行を手伝ってくれ、バス停では女性がバス出発をしばし待ってくれるよう、運転士に言ってくれ、病院では4人程車椅子を押してくれた。来月から新薬を試すことになりそうで、うれしさが大きいが、また副作用がどう出るか心配。ただ腰と膝は本当に調子が悪い。来週は両膝の水を抜いて貰い、腰の受診も依頼しなくてはならないかもしれない。雨も降らなかったし、ゆっくり風呂につかり、半夏生の夕食で明石だこを賞味。家のみでも満足できた。

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2014-06-25 11:14:01 | 日記

ドイツは自然災害が日本よりずっと少ないので、毎日の天気にそれほど神経質になることは無い。また、電車も混んでいないし、乗る距離も時間も少ないので、こちらもほとんど気を配る必要が無い。用意も準備も対策もいらないが、日本はそうはいかない。やれ電車が脱線して止まった、地震の影響で動かない、高温で熱射病の患者が出た、などなど何から何まで本当に注意をしなくてはならない。そんな昨日、いきなり空が暗くなり、滝のような雨が降ってきた。東京都は思えない程の雷鳴がとどろく。心細く感じていたら、今度は田舎でも今まで経験していなかったような巨大な氷の塊、雹が大量に降ってきた。屋根や窓を容赦なく叩き、道路は山となって降り積もる。恐ろしい経験である。驚いたことに夫はその時数キロ先の研究室にいたのだが、雨は降ったが雹は降らなかったと言い、帰宅してからニュースの映像を見て驚いていた。いくつになっても勝手な物で、心細い状態になると、父親に電話したくなるが、もはや彼はいない事を思い出し、天気よりもそちらが辛くなってくる。今日もこれから不安定になるらしく、注意が必要だ。いかんせん、通院の時で無くて良かった、雨も雹も、脱線も。

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野次

2014-06-24 12:25:01 | 日記

私の嫌いな物の中に、野次、匿名中傷、皮肉がある。どれも卑怯な手段で、これを行う人を見ると、人間性の下劣さを感じる。都議会で飛ばされた野次の問題になり、人物が特定され謝罪がされた。野次を飛ばす人間はもちろん一番いけない。しかしこの女性都議、なぜその場で決然と抗議し、言った人間を洗い出そうとしなかったのか。彼女は一瞬笑顔を見せたのだ。謝った男性議員、悪気はなかったと言うが、この言葉私は大嫌いである。口に出した言葉は取り消せない。謝罪すれば全てすむのではなく、謝罪する事なら絶対にしてはならない。ましてや公人の立場である。「悪気」のないということに、このような行為はない、あるのだ。許されるべきでない。次にあっけにとられたのは、結婚「したくてもできない」女性に配慮がなかった、これは明らかなる侮辱、次に、自らの立場を聞かれ、結婚「させて頂いて」おります、この方は、小中学校で日本語を学んできたのか。その後、彼の事務所に生卵が投げつけられたようだが、これもおかしい。抗議は堂々と姓名を名乗りする物、そして都議なのだから、次の選挙では絶対選ばないというのが、選挙民として正当なやり方だ。食べ物を投げつけるなど言語道断、もったいないし、してはいけない。どうしても、と言うなら寄付をどこかのNPO団体や赤十字にすれば良い。なんなら私が頂きたい物だ。皮肉も大嫌いだ。口の曲がった大臣がよくする。(この人も今問題視されている)彼は血統の良い方らしいが、人間そんな物では決して評価できない、と言うことが本当によくわかる。ああ、気分が悪い。

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外飲み

2014-06-23 09:31:48 | 日記

フランスではカフェ、ドイツではガーデンで屋外で飲む機会が多いが、日本では殆ど無い。場所の確保や、清掃が大変だし、雨天も多いし、なんといっても暑すぎる。唯一屋上のビアガーデンは屋外だが、わいわいがやがや賑やかで、本来の料理を味わいいつつ、あるいは人を観察しつつ、ゆっくり楽しむ、というコンセプトとは趣を異にしている。青山あたりまでいけば、それなりの店があると聞くが、交通や、値段や混む具合などを考えると、ふらっと立ち寄って、さらりと帰る、等という利用の仕方は到底望めない。幸いなことに利用駅ビルの屋上に、夏だけ屋外にオープンするレストランがある。高級店で、いつもは屋内だけだが、子供の利用もOKなので殆ど利用したことがない。昨日も外から除くと子供を大勢連れた家族が、パーティをしていて、そこまではまだいまでは普通の光景ながら、食事に飽きた子供達がそれぞれ勝手にスマホを見て没頭、あるいは歩き回っているので、当然避けたくなった。ところが、早々とオープンしたガーデンは誰もいないので、ここで食事をすることにした。ビールとスパークリングワインは飲み放題だが、高級店のコンセプトらしく、慎ましやかな量、そして少なくなると給仕の人が、伺いに来る。味もとても美味しい。料理はフレンチだが、コースで頼むこともなく、安くは無いが、バカ高くもない。しばらくして男の子を連れた家族が来た。小学校中学年程の年だったので、それほど騒ぐまい、と思っていたが、やはり半分くらい食べると飽きてその辺を歩き出した。まあ仕方ないが、酒を提供するレストランや、居酒屋に子を連れてくる、というのがどうも抵抗があって慣れない。そのうちに家族が帰りまた私たちだけになった。たっぷり2時間以上ワインや食後酒まで堪能、雨にも当たらず帰れたが、梅雨の影響か膝に水がたまり、痛くて歩くのが辛い、夜半過ぎに風呂にお湯を張りゆっくりつかった。本当に久しぶりに。

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サッカー

2014-06-20 09:46:39 | 日記

ワールドカップがたけなわで熱い戦いが繰り広げられている。しかしサッカーは殆どルールもわからず、また見ているとイライラするので、私はあまり得意なスポーツではない。またインタビューを受けた時の独特の口調、それもほぼ全員一致で同じあの口調がどうも好きになれないのだ。話す先に「まあね」というのも気になって仕方が無い。スポーツは見ていると競技によって、キャラクターが全く違い、その競技のプレイヤー同士は大変似かよっているように思う。ドイツはサッカーが盛んなので、宿舎の庭で遊ぶ子らは、男女問わず皆サッカーをしてる。しかしこれだけ話題性が高まるとどうもそれにつられてしまい、今日も日本戦を見るために先に朝食の準備などをしようと4時に起きてしまった。結果は残念な引き分けだが、やはりいつもとおなじくイライラする。どうも私は早くすっぱりと結果が決まるスポーツが好みのようだ。といっても、例えばドイツ戦などを見るとスピード感がまるで違うので、一概には言えないのだが。夫が南瓜を食べたいと自分で買ってきたので、それを電子レンジで調理した。切るのに苦労する食べ物だが、電子レンジでそのまま一度柔らかくすると簡単にできる。丸ごとは大きいので、4分の一に切ってある物を買ってきて、皮が柔らかくなったところで、適当な大きさにカットし、再度加熱する。最後に蒸らして終わり。楽な上に、栄養分が一切逃げない。ブロッコリーも同様である。専用の蒸し器があるがこれも使いやすく、調理後もそのまま冷蔵庫に入る。キッチン便利グッツは大好きでいろいろな物を買うが、はずれも多い。さあ日本ももう負けられない正念場、しかし・・観戦のサポーターの中には以下月滞在するとかいう人がいる。夏休みの時期でもないし、日本からは最も遠い南米、航空運賃も大変で、一ヶ月のホテル代もすさまじかろう。それも一人分ではおさまらないし。やはり私はヨーロッパで良い。

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カニ歩き

2014-06-19 09:27:27 | 日記

駅の階段と坂道の歩きすぎで、昨夕から膝が痛くて歩けない。あまり食欲もなかったので、ろくな物も口に入れず、ひたすら疲れた。とにかく日本は人が多いのと、気を使わない人が多いため、気を配らなくてはけないので、外出が本当に疲れる。今までも感じていたが、ドイツに長居すればする程余計に感じてしまう。ぼったくりなのどの犯罪は少ないので、そのあたりは恵まれているのだが。家に帰ってみると不在連絡票があったので、電話するが配達員の携帯も、配送会社の電話も繋がらない。自動音声に従い、入力したが、忙しいようなので、気を使い時間の指定はしなかった。ところが待てど暮らせど届かない。予定配送時間が終了した9時もだいぶ回った頃やっと配送員が持ってきた。このあたりはこの会社の、そしてまた日本企業の褒められるべきところで、ドイツなどでは絶対に考えられない。しかしそのための重労働と心労は避けられない。ドイツでは、不都合を少しづつ分け合って社会を成り立たせている。つまりある部分で仕方が無いことは少しづつ我慢しましょう、大きなトラブルになら無い限りは、といったところである。まあドイツぐらいの程度では、まだ我慢もできようが、これがスペイン、イタリアまで来るといささかというか、かなりストレスになる。ましてや中国やロシアなどは凄かろうと想像が働く。新聞のコラムで、母親同士の会話で、ある母親が息子や孫が将来戦争にとられるかもしれない、と発言すると、大多数の別の母親達が、そんな事があるわけがない、気にしすぎだ、というようなことをいわれたという。母親同士の付き合いもあるので、それ以上の議論は控えた、というが、平和ぼけ、軽率思考も良いところで、こんな人民の国だから、あくどい政治家はそれを利用しようとする。介護認定の基準も変わるというし、配偶者控除も見直されるという。ひどい話だと思う。生活はどんどん苦しくなる。この国を愛せるか、と言われ素直にどこまでうなづいていけるか、疑問が深刻となる。

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谷根千

2014-06-18 18:18:37 | 日記

法隆寺展が来週までなので、出かけることにした。乗り換えに難があるので、根津から歩いて行くことにしたが、この駅は利用したことがない。日本で思うのは表示の仕方が非常にわかりにくい。上部に出口の方向が表示させ、下部に主な行き先が書いてあったが、それが真逆になっている。洗面所も障害者用の表示がないので、仕方なく女子トイレに入ったら、なんと今時和式しかなくて、膝のきかない私は困り果てた。ところがトイレを出たらすぐ隣に障害者用トイレが。全く腹立たしい。その上、エスカレーターがなく、駅員に聞いたら階段を昇れ、と言うが、とてつもなく長い。帰りは絶対に利用できないな、と思った。お寺の並ぶ道筋をとぼとぼと歩く。このあたりは明治の面影が残っていて、タイムスリップしたような錯覚に陥る。坂さえいとわなければ、東京で最も情緒ある町並みであろう。老舗の商店街も数多い。ただ交通量が多く、今ではアスファルトの天国、いや地獄なのかもしれない。そのため夏は灼熱だが、本郷あたりは、みどりが多いので、それほど嫌ではない。谷中もまた違う風情がある。上野、浅草、谷中、根津、千駄木、本郷、お茶の水まで場所は近いが、皆それぞれに趣きも住民の感じも違う。道がわからなくて、途中の花屋に声をかけたが、まるで素っ気ない。多分年がら年中いろいろな人から聞かれるのだろう。町は混んでなかったが、会場は激混み、日本人は全く人を見ていないので、ぶつかったりもするし、追い抜くのも苦労するので、通行にも本当に気を使う。久しぶりに学食の雰囲気を味わう。初めて入ったが、とても狭いのだが、テラスがある、味はカフェオレしか飲んでいないのでよくわからないが、まあ普通に美味しかった。般若心経のミニ本が収穫。用語の解説が詳しく載っている。父が存命ならプレゼントしたろうが、とふと彼をまた思い出した。

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友達つくり

2014-06-17 14:48:18 | 日記

昨日は病院に行ったのだが、まず電車がトラブルで接続せず、遅延していた。病院では、医師が検査の予約だけいれてあり、診療の予約を入れるのを忘れていて、手間取る。ボランティアさんが不足していて、あちこちで待たされる。帰りの電車は混んでいて座れず、腰膝の痛み悪化等トラブルも多かったが、荷物を持つのを手伝ってくれた婦人や、ボランティアついた男性とのおしゃべりが楽しく、良い日なのかそうでないのかよくわからない一日だった。帰りのバス停で一緒になった女性と話をした。普段は殆どはずむことはないのだが、なぜか互いにフランクに話せて、彼女がしていたビーズの手作りアクセサリーを褒めたら、見ず知らずの私にくれると言う。一度は遠慮したが、有り難く頂き、駅について別れるまでの数分間、また立ち話をした。よくわからないのだが、自分がだせて、素直に話せて、気遣いなくつきあえる人は、必ず存在するのだ。それは努力するとか見つけ出すという物で無く、いきなり現れる。友人も恋人もきっとそういうもので、おそらくそうでない人とつきあったり、結婚したりすると破綻したり、トラブルやストレスが多かったりすのだろう。友情を誤解してはならない。彼女は夫が緑内障の角膜移植で入院しているのだそうだ。なんでも別病院で外国人の提供者が見つかり一度手術したが、うまくいかず、再手術したという。面白い話をきいた。角膜移植は目の色が提供者と同じになるのだそうだ。ボランティアの男性からも面白い話を。なんでも震災の時までウサギを飼っていたらしい。ウサギといえども言葉はわかるし、感情を出すのだ、と言う。ピーターラビットの種類は知能が特に高いのだそうだが、なんでも日本では稀少なものらしく、50万円ぐらいするのだと教えて貰った。雑学が増え、少し私もお利口になったが、家に帰りビールを飲みながらドイツ戦を夜更かしして観戦、あまりサッカーは見ないのだが、久しぶりに興奮した。おかげでかなり眠いのだが。

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医師殺人

2014-06-13 16:13:24 | 日記

透析の患者のチューブを抜き、殺そうとした医師には全く驚かされた。そもそも生命を守るべき爲に存在する職業なのになんたることだろう。そういえば先日は自校のトイレで盗撮を試みた校長がいた。医師、教職、宗教従事者は心の修行を行い、常に清廉な思想を持たねばならない、という文言はもはや死語になってしまうのだろうか。もちろん、数にしては大変少ないとは思うが、与えた影響はとても大きい。朝ドラで、主人公の祖父が命が消える寸前に句を詠む場面があった。辞世の句は、昔より詠まれていたが、その多くは、教養を積んだ武士などの階級が高いものに限られると勝手に思っていたが、この祖父は文盲で漢文や国語のたしなみのない農夫、台本上の事なのかもしれないが、なにか切なく厳かな気持ちになった。なぜかこのとき、細川ガラシャとわが田舎の西郷頼母の妻の句がふと浮かんだ。無常という言葉が日本語にあるが、これを外国語に訳すのはどれほど困難だろう。そしてまた理解して貰うことも。「無情」ではない、「無常」を。

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詐欺

2014-06-12 14:17:13 | 日記

犯罪もいろいろあるが、詐欺とぼったくり、それに被災地などの民家に侵入し、金品を奪うなどの犯罪は、たとえ金額が多額でなくとも、生命を奪わなくとも本当に心情的に許しがたい。詐欺においては、相手を騙すという行為で、犠牲になるのが殆ど高齢者である。あれほど警察やメディアが注意を促し、金融機関が対策を講じても依然として減る気配がない。どう考えても還付されるということは戻ることなのに、なぜ振り込むのか。あるいは、お金で解決することなので、と言われなぜ見ず知らずの人間に手渡すのか、よく理解できないが、それを現実に為す人が実際にいるのだ。それが恐ろしいことに周辺にも本当に多く、実際知人の夫が振り込もうとして、銀行でもめて、すんでの所で被害がなかったし、義母の所にも、他の知人の所にもかなりの確率を持って電話がかかってきている。またその話をすると、私などは憤るが、結構騙される方が悪い、と発言する人がいる。思うのだが、人間には質という物が存在し、これは非常に低いレベルの人間といわねばならない。変なプライドはいらないが、人質の高さは崩してはならず、人を騙す、という行為も、そして騙される方が悪いという発言をする人間も、モラルが無いという部分では変わりが無い。便乗も許せない。裁判員になったら、おそらく私は大変厳しいし、弁護士などはとてもつとまらない。とすれば、検事か?いずれにせよ、司法試験に受かる見込みはないので、現実的ではないのだが。

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父の日

2014-06-11 15:52:24 | 日記

消費の増大をはかる事に躍起になっている日本では、いろいろこじつけて日を作り、やれ孫の日だ、耳の日だといい加減嫌になる。昔からある日は、まあイベントや感謝の一環として許せるかなとは思うが、ただ誕生日や結婚記念日ならば、個人のイベントで日時は一定でないが、父の日や母の日のような物だと、祝える人間がもはやいない場合、気持ちの複雑さを通り越し、とても辛い気持ちになる。確かにもういないとわかってはいても、それは気持ちの中でそう考えないようにしているだけ、現実として認めたくない、考えたくないという気持ちがあって、それで精神のバランスをとっているようなところがある。だから、逆にメディアが騒ぎ立てると、大きな悲しみが襲ってくる。祝える人には申し訳ないのだが、静かにそっとしておいて欲しい、というのが本音である。そんな事を考えていると、例によって訳のわからない輩の事件に耳をけがされる。なんでもタレントと握手する権利が欲しいために応募に必要なポテトチップスを大量に購入、応募券だけ切り取って違法廃棄したらしい。飽食の時代とはいえ、すさまじい。懸賞に当たるのはただ運だけで、このようにのめり込んでいく人の気が知れない。何のために働き、収入を得ているのか。自分の金だから自由だといわれればそれまでだが、無駄にすることは止めて欲しい。企業にも考えて欲しい問題だ。このような偏った考えの人が絶対にいないとは言えないのだ。現在は。

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ゴミ分別

2014-06-10 15:49:53 | 日記

今年のドイツは、例年に無く高温が続いている。日本と違い新しい家屋が少ないのと冷房を必要としない暑さなので、クーラーを設置している所はまだまだ少ないため、おそらく住民は大変困っており、ビールやアイスは飛ぶように売れていることだろう。昨年は気候に恵まれ、夏はそう暑くなく、冬はそれほど寒くなかったので本当に助かった。日本は停滞した前線の影響で湿度が高く、大雨が続いており、昨夜も心配だった。それもいきなり強い雨が降り、また少し止みと一定しないので困る。部屋は蒸し暑いのに除湿しては寒い。川の氾濫や土砂崩れ、鉄道の影響と不安は尽きない。ゴミ出しも一苦労である。出しに行くにも雨が強くて時間を選ばねばならない。収集する人もさぞ大変だと思う。東京は分別ゴミがそううるさくない方だと思うが、人によっては分けることになっている缶やプラスチック、燃えないゴミ、再生可能な容器類や段ボールなどめちゃめちゃに出すようで、収集の後ゴミにメモが残されて置き去りにされていることがある。もっと困るのが、産業廃棄物である。台東区に住んでいた頃、段ボールを出そうとすると待っている人がいてよく譲ったが、なんでも出されたゴミを持ち帰るのは違法らしい。ドイツのように徹底している国で外国人として生活していると、どうしても現地の人よりもっと気を使う必要があるので、ゴミ1つの分別とはいえ、ルールを100パーセント以上超えて守らねばならず、何か言われても決して間違えていない、と言えるようにしておく。疲れるがそれが現実。いや多分日本がやはり甘くておかしいのだ、と思う。

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ペットカー

2014-06-09 17:10:37 | 日記

介護保険でシルバーカーをレンタルしているのだが、持っていると、ベビーカーですかと何度か聞かれた。どちらかというとまだそちら方面の年齢に思ってくれるらしい。そんな事を顔なじみの病院バスの運転手に話したところ、例のペットカーのことを思い出しそのことも話したら、彼はなんとプードルを5匹飼っていて、ペットカーはきちんと存在する乗り物らしい。プードルは毛は抜けないのだが、今は丁度抜け替わる時期で、部屋の中がもこもこと毛玉となって落ちているが、なんといっても5匹分なので大変らしい。トリマーに頼まないと手入れできないのだが、これも一匹一万円で3ヶ月に一度はいかねばならないのだが、トリマーが可哀想に思い、サービスしてくれるようだ。足も細いのに、跳んだりはねたりするらしく、骨折をしたこと二度、それが何でも100万円かかったという。それでもかわいくて飼っているが、この種は知能が高くて、それがゆえ逆に人の顔を読んだり、遊んでくれないとわざとスリッパに粗相をしたりといたずらをするので、油断ならないそうだ。犬は好きだが、この体では散歩もままならない、と話したら、小型犬はそれもいらず、シーズーなどの犬種は殆ど吠えないらしい。しかし、やっぱり好きな犬種はあるし、大きな犬を飼いたい。叶わない夢だが。しかしこの気候。犬もさぞかし辛かろう。

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