かふぇ めらんじぇ

und SchwarzwaelderKirschtorte mit Sahne

パン

2014-09-06 11:45:22 | グルメ

なかなか機会が無くて会えなかった在住の方に、昨日お会いすることができた。時間が無く数時間の午後のひとときだったが、相手にもこちらにも随分と中身が濃い話ができたように思う。地元では評判の店でケーキが美味しいというのだが、夜夫が芝居を見るというので、私たちはパンのプレートを注文した。日本でもはやりの女子会や、買い物帰りに一休みの団体がひっきりなしに入り、大きなケーキを注文している。私たちの頼んだパンも美味しくて普段は食べないのだが、3切れ近く食べてしまい、前夜に続きまた胃に多大な負担をかけることになった。カッチェスの専門店が開いていたので薬草入りグミを購入した。これは日本食で言えば、納豆とか刺身のようなもので、ドイツ人にしかうまさがわからないとよく言われている。しかし私は嫌いではなく(ものすごく好きでもないが)食べられ、なんといっても甘くなく、酸っぱくもないのが嬉しい。ドイツ人に食を土産にするのは難しい。洋菓子は明らかにこちらの物が美味しいし、和菓子は喜ばれない。海苔や日本茶のティーバックがよいようだが、高級な物で無く海苔は味のついていない物、ティーバックは安い柔らかな味の物。薄味のあられもよいようだ。夫は最終まで仕事の予定があり出かけている。ストが予定されているので交通が心配だが、空港までのタクシーの手配は済ませた。こちらでは大型タクシーも苦労なく頼める。それなのに町ゆく車はあの道路の狭い日本を走る大型ワゴンはなく、コンパクトな二人乗りのミニカー。これをみてもドイツの方が正当な判断のある国と国民に思えて仕方が無い。

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アイリッシュシチュー

2014-09-05 12:19:48 | グルメ

このあたりは店が多く、食べることには全く困らないのだが、一度行って気に入ったメニューに会うと、長くない期間中ながら、数度足を運ぶことしばしばである。その1つがアイリッシュレストランで、生のギネスをのみ、伝統的なアイリッシュ料理を食べることができる。夫はここのアイリッシュシチューを気に入っている。こドイツのシチューはグラシュがほとんどでこれはこれで美味しいが、胃が疲れて少し重い時には、いろいろな香辛料を使ったこれが良いと言う。私は勝手に夫が頼んだフィッシュアンドチップを食べたが、ジャガイモが甘くて美味しい。魚も柔らかだが、付け合わせのパンについたソースが絶妙。満足して店を出たが、後がよくない。久しぶりに食べた揚げ物が胃の弱い私にはこたえてしまって、かなり辛い。フィシュアンドチップスはメジャーな英国料理で今日思い出したが、バージンアトランティックが日本から撤退、イギリスに行く線は悪名高き英国航空のみになった。これでより英国への旅行の可能性は薄くなったように感じるが、英国航空はJALの共同運航便らしいので、値段は高かろうがこちらからの購入ならまだよいかもしれない。期待薄だが。そういえば夕方日本人女性二人がビオマルクトからでてきた。ありがちだが、視線も合わさない。先日も近くのレストランで、こちらに住む息子を訪ねてきたらしい親子連れを見かけた。これも無視された。東洋人はそれぞれ独自の行動パターンが有り、これは日本人の特徴。こちらも無理に話しかけたりはしない。しかしせめて笑顔とか会釈くらいは、と思うのだが。

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デザート

2014-08-22 07:45:54 | グルメ

ドイツのドイツレストランで、デザートまで食べようとするのは、よほど大食の人でないとかなりきつい。種類がない上に、殆どがケーキで日本のより3倍以上は大きい。そこに生クリームがついている。デザートは持ち帰ることもできず、大抵は諦めるのだが、昨日どうしても食べたくなりチョコレートのアイスはないか、と訊ねたら、案の定アップルシュトーデルしかないという。夫がドイツレストランにそんな物はあるわけがない、イタリアやフランス料理屋と違うのだから、とそれに拍車をかけて言うので気分が悪くなり、おもわず食べたいのだから仕方ない、と言ってしまった。こちらではアイスはテイクアウトで外で食べるものなのだ。オリジナルのビールを飲ませる店で広くて美味しく安くメニューもそこそこあるが、デザートとソフトドリンク類はやはり種類がない。ドイツとはそういう所で、肉と乳製品と酒が得意でない人は滞在がきつい。私たちもドイツかイタリア、ギリシャ料理に行くことが殆どで、高くてまずい日本料理に行くことは少ないし、中国料理やアジア料理は私が不得意なので、夫が一人昼食時に行っているようだが、美味しい所はなくて勧められない。インドはよいようだが、こちらでは食べた記憶があまりない。食生活は大きくてどれほど気候風土が体に合い、人間や文化を好もうとも全く合わない人がいる。日本で、ドイツの友人の中にもいるし、作家のハーンもそうで、パンを焼き、肉を食べることだけは譲れなかったという。逆にドイツのこの三種の食物は日本に帰るとまずくて高くて食べたくない。これはやはり贅沢なのだろうか?殆どが半額に少しかける値段で量がたっぷり、どうみてもこちらがまともに思うのだが。

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国産ワイン

2014-08-09 14:44:35 | グルメ

夫が好きなので赤ワインは、我が家は切らさない。カベルネが多いが、私はシラー夫はビノノワールが好きで、ほぼその3種のフランス(ボルドー)イタリア、東欧などのフルボディか、ミディアムでも重めをよく飲む。好みで無い物は、料理用に使うので我が家のシチューやカレーはワインたっぷり、お酒をたしなまない人や子供はとても食べれまい。ステーキや焼き肉もワインをたっぷりにし、ミネラル岩塩と引いた粗挽き胡椒それだけで味は完璧である。そんな夫が初めて昨夜国産ワインを買ってきた。輸入のテーブルワインに比べると随分高くてまず驚き。色はかなり薄くて香りも薄い。おそるおそる口に運ぶと、味は中ぐらいの辛さだが、恐ろしく軽い。また後に残らない味。ブドウもさっぱりとしていて、ジュースのような趣だ。二人で顔を見合わせ言葉無く、南仏の別なワインを開けた。その結果、今日はこのワインを使った夏野菜のカレーである。私はビール党でワインを飲むにも先にビールを飲むが、どうも日本のビールは今ひとつ口に合わず、酔いやすくて大量に飲めないし、カロリーが高くて、おなかにたまる。冷えすぎているし、苦くて炭酸が強い。泡が立たず麦の味がしない。これすべて反対にすると、ヨーロッパのビールの特徴である。ワインはやはり深い味と香りと樽の匂い、場所を彷彿と想像させるようなブドウの風味が欲しい。しかし国産ビールもワインも大多数の日本人の好みの結果なのだ。ちなみにウィスキーやブランデーはもっと顕著だ。こちらはウイスキーはスコッチ、ブランデーはコニャック、深い香りと芳醇で濃厚な味に、高度のアルコール度のものが良い。他のお酒は殆ど飲まずそう拘りがないが、この4種だけはどうしても駄目である。

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マレー料理

2014-07-13 10:22:38 | グルメ

夫のフェイスブック仲間が近所に居住していることがわかり、昨夜一緒に食事をとった。住宅街の一角の小さなマレー料理屋で、口コミでしかわからないと思われるが、予約で一杯である。量が多くて値段も安く、経営者夫妻も感じが良い。数種類のカレーと料理を頼み4人でシェアして食べた。ビールも飲んだことのないブランドで、アルコール度が高く、8パーセントから8.5パーセントある。ワインもデカンタを頼んだら、巨大でフルボトル程ある。エスニックはあまり得意でないのだが、香草もそうきつくなく、カレーの味もマイルド、一つ一つ全く味も趣きも違う。聞けば、現地料理というわけではなくて、創作的な部分を入れているのだそうだ。何度もマレーシアに行っているらしく店の中には写真が飾られ、インテリアもマレー風である。ユーミンの話で盛り上がり、奥様は香港の方らしいが、日本の外資系の企業にお勤めらしい。カナダ留学中に知り合い長いアメリカ、カナダ生活を経て、日本に来たそうだ。中国料理に拘りがあって、日本で本当に美味しい所に今度案内してくれるそうだ。中国料理もあまり得意ではないのだが、少人数だと品数が頼めないし、なんといってもその奥様のお墨付きなので、期待したいが、聞けばチャーハンがまずいところは駄目なのだそうだ。土曜日の投薬が停止中でやっとまともな週末が訪れるようになった。これは小さな事に思えるかもしれないが、ものすごく大きな事で、経験した者にとってはありがたさで胸が一杯になる。そんなすてきな夕食であった。

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OKURA

2014-06-30 13:15:37 | グルメ

ドイツの市場で、日本名らしき物を見ると、原産は日本か、と思い何となく親近感が湧く。KAKI等がそうだ。びわもあるが、これは名称が異なるので、大陸を渡ってきたのだろうか。そういえば、麺類は汁がある物は日本のラーメンのみ、中華はみな焼きそばだ。そんな食品の中で、買ったことはなかったが、OKURAがあり、これは日本原産と勝手に思っていた。あのぬめりが、長芋や納豆を連想させ、そのような食品を西洋人が好んで食べると思わなかったのだ。しかしこれはアフリカ原産と初めて知った。驚いたことに、インドなどでは好んで食されている。南国の物ではゴーヤなどあるが、これは見たことが無い。豚肉を好む国なので、沖縄料理も好かれそうな物だが、なにせ気候がまるで違う。これは重要なことで、その地の同じ気候の中で食べないと何でも美味しくない。ドイツ食はドイツで、沖縄料理は沖縄で食べるのがやはり美味しい。もう一つ気になるのは、日本の青果はお上品であるが生気が無い。逞しさがないのだ。ドイツ物は形ばらばら、粗雑なイメージがあるが、皆新鮮でごつい。しかしこれが本来の味、本当の食品だ。今度夏にドイツに行くことがあれば、OKURAを買ってみよう。想像するに日本の物とはかなり味が違いそうだ。楽しみが1つ増えた。

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喫茶

2014-06-27 09:34:33 | グルメ

一人だと通院の時もとにかくトラブルなく帰らねばならないと、どこにも寄り道せずに帰るのだが、昨日はたまたま夫が帰りに迎えに来る、と言うので、待ち合わせてお茶を飲んで帰ることにした。お茶と言ってもアルコールや食事もとれる老舗の喫茶店で、場所柄文化人や教員が多く、何代もで通う人もいる。夫も大学時代から時折行っているようだが、まず行って驚いたのは、エアコンがついていない。私はケーキセットを夫はデカンタでワインを注文したが、ケーキはもちろん、お通しのポテトサラダも、みなオーナー女性の手作りで、素朴な味がする。お茶の水や神田界隈は、このような店が時々あるので、レトロな気分に浸る事が出来る。多少の古さと狭さなどをいとわなければ。今日はいろいろな方がお手伝いしてくださる日で、電車に乗ったら、初老の女性が、席を譲るよう促してくれ、ついてからは、大学の教員らしき人が、荷物を下ろすのと歩行を手伝ってくれ、バス停では女性がバス出発をしばし待ってくれるよう、運転士に言ってくれ、病院では4人程車椅子を押してくれた。来月から新薬を試すことになりそうで、うれしさが大きいが、また副作用がどう出るか心配。ただ腰と膝は本当に調子が悪い。来週は両膝の水を抜いて貰い、腰の受診も依頼しなくてはならないかもしれない。雨も降らなかったし、ゆっくり風呂につかり、半夏生の夕食で明石だこを賞味。家のみでも満足できた。

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ビール

2014-05-30 13:50:12 | グルメ

湿度で体調を崩している。首から下が重くて、入浴しているようだ。こんな時にはビールといきたいところだが、日本のビールは麦芽だけという物は無くて、きんきんに冷えており、苦くてなぜか酔いが早い。すべて欲しくない要素で、どうもよろしくない。70点ぐらいで我慢はするが、味覚が合わないのだからどうしようも無い。チーズのアンケート結果が、先日新聞に載ったが、日本人好みは、カマンベールやモッツァレラなど柔らかくてくせのないものかチェダー。ブルーチーズやゴルゴンゾーラ穴あきチーズなどは最下位の方である。パンも白パンや柔らかい食パン、クロワッサンが好みで、胚芽やライ麦の硬いパンは、すがたかたち無い。いや、どれもたとえあったとしても現地の物とはほど遠い。ソーセージは食べる気も起きない。これはドイツ人、ドイツ食を愛する人間達は100パーセント言っていて、送料をかけて取り寄せても、原価が考えられない程高いものでも、絶対に満足できない。といってもドイツから持って来れても(実際には不可能だが)同じ味では味わえないので、これも無駄。気候や水などに強く左右されるのだ。ただドイツ人シェフが作る食物は、味だけは満足できるのは救いだが、そうなるとドイツ食の値段からかけ離れる。気取り無く大量に食べるのがドイツ流、しかし大半の日本人の舌は満足させられないようだ。たしかにイタリアもフランスも美味しいが、ドイツ食も負けていないと声を大にして言いたくなる。しかしどうでもよいけれども、暑い。

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柏餅

2014-04-30 16:26:47 | グルメ

以前道明寺を作って比較的まともにできたので、今度は、柏餅に挑戦した。菓子は和も洋も準備に結構手間がかかり、レシピ通りにきっちりやらないと全く食べられないものができてしまう。適当が通用しないのだ。そのためお料理が得意な人でも菓子は作るのが嫌だ、というひと少なからずいる。台所は汚れるし、専門器具を使うし、これなら買う方が、とは思うが、不出来でも手作りにはまたその良さがある。さて上新粉をレンジで温め、それをラップの上に載せ練るのだが、熱い上に生地が動いてうまくいかない。それを袋に入れ水の中で冷ます。等分にして楕円状に延ばし、餡を包み葉で巻く。それだけなのだが、なかなかうまくいかない。不細工な形でやっとできて試食。美味しいが、とても人に提供できる代物では無い。しかし義母が欲しいというので、用意するにはしたが、もう一度お伺いを立てようと思う。やっと引っ越し連絡の葉書も終えて、GWに入るので雨にも負けず郵便局に持ち込んだ。足のむくみがひどくて、靴を履くにもやっかいで、今も膨らんだ餅のようだ。スマホの設定もスムーズにいかないが、まあゆっくり覚えるしか無いが、機器自体はかなり良い。タッチペンを買いたいが口コミを見て決めかねている。優柔不断になるのは精神状態もあまり良くない時、無理せずおおらかな気分で、と思うがこれも柏餅同様難しい。

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りんご

2014-04-04 16:43:45 | グルメ

日本のリンゴを久しぶりに食べたが、その柔らかさと甘さに驚いた。リンゴは堅くてほろ酸っぱい物だが、日本人の味覚に合うよう改良されている。ドイツは蜜柑もリンゴも不揃いで酸っぱいし、とろけるようなメロンやマンゴーには出会えない。確かに美味しいが、本来の味でないので、何か違和感を覚える。、帰国した日はガスも使えないし、食材もなく買いに行く気力も無い。大抵はコンビニの総菜が食卓に並ぶ。和食を元々あまり食べないので、日本に着いたらこれは、というようなものも無い。おにぎりやお茶漬け、寿司という人が多いが、特に私は感じない。ざるそばは食べたいと少し思うのだが、店構えが問題で、体に不自由があるのと、長居できないのでどうしても避けてしまう。私がこんな調子なので、夫は買えると早速、昼に焼き魚やラーメンだの食べているようだが、食に欲が薄い私は特に嫉妬もしない。ただしチースやチョコやビールなどは別なのでネットで注文して持ってきて貰うが、やはり美味しくない。乳製品やパンは味が特に劣る。ビールはもう論外。飲むことは飲むが。

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黒ビール

2014-03-28 11:57:24 | グルメ

ドイツの食事の飲み物は、私は9割五分ビールを頼む。シュバルツやデュンケルといった黒ビールが好みで、時々バイツェンを飲む。夫はクリスタルとラガーが好きで頼むが、ウェイターが持ってくると大抵注文の物を逆に置く。夫は最初からワインを頼む時が有り、そうするとワインを私の方に置く。なぜかわからないが、そのように頼む人が多いのは想像がつく。もう外食も終わりなので、昨夜すぐ近くのドイツ料理屋に行って、いつも通りシュバルツを注文した。ここの物は、とても甘く独特の味がする。料理はいかにもバイエルンのシュピェツェレとステーキにした。チーズ好きだがシュペッツェレはあまり得意でないので、頼まないのだが、ここの物はしっとりしていて美味しい。しかし量は多いので、半分ほど食べて持ち帰ってきた。黒ビールも飲めるのはあとわずかだ。日本にもあるが、味が違うし高い。運送業者が来るのを待っていたら、住人で夫と同じ研究所に行っている女性が、バックをお土産にと持って訪ねてきた。嬉しい反面寂しさが襲ってくる。何度も言うが、やはり帰りたくないのだ。といっても荷物は出してしまったし・・。

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バターピーナツ南瓜

2014-03-20 12:42:46 | グルメ

ドイツは南瓜の種類がたくさんある。メジャーな物は、シンデレラの馬車のような巨大な物で、表面は白色、中身は鮮やかなオレンジである。形も様々なものがあり、このバターピー南瓜は、ひょうたん型でピーナツに形状が似ていることで、そんな名称が付いたようだ。やはり外側は薄いベージュ、中はオレンジである。味はどれもそう大差ないように思うのだが、日本の物より香りが強い気がする。焼いても良いのだが、バターと醤油を少し入れゆでた物が、一番受けが良いようである。今は、生野菜が食されるようになったが、以前は野菜と言えば、ゆで野菜で、殆どがシチューやスープなどゆでた物で、肉の付け合わせのような感じだった。料理の副菜に付くのは、キャベツのゆでた物やブロッコリー、芽キャベツ、カリフラワーに、人参、インゲン、そして主食のジャガイモである。ゆで野菜は面倒だが、家にいる分には、火にかけたままでよいので、昼間からゆでておくと、夕食に手間がない。引っ越しの準備やら研究の最後の仕上げで落ち着かないが、毎日外食というわけにもいかないので、南瓜は重宝だ。テラピストから頂いたハムやチーズもあるし、後は夫ともに帰る予定のビールを待てば良い。忘れていなければ、の話だが。

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会食

2014-03-19 14:32:58 | グルメ

ドイツで良いな、と思うことの1つは、店が空いている事である。そして特に電車を使わなくとも生活圏内に感じの良い店は数軒あって、あまり苦労しない。昨夜滞在する日本人の方と食事をした。ここにいなければ、こんな機会に恵まれることはまず無く、それだけでも十分価値がある。お二人とも単身できていらしているので、会食の機会はあるだろうが、レストランで一人夕食という事はあまりない。せっかくドイツにいるのだし、もう数日で前後して日本に帰ってしまう。そんなこともあって話も弾みとても楽しかった。何回か行った瀟洒なレストランで、店が小さいため心配したが、予約無く入ることが出来た。珍しいことにお二人ともお酒が全く飲めない。また共通していて、お酒を飲めないことで外国にきての食事で随分と損をしていると語っていた。もっと面白いのは、飲む席はとても好きでなるたけ参加したい、極めつけは結婚年レで、お二人とも26歳の院生時代に学生結婚している。相手は女性の方は同業の先輩研究者、男性は、古い知り合いのある大学の独文をでた女性である。ゲルマニスト世界はそう広くないので、こういうケースは多い。夫が最近言っているが、震災の時に男性の方の研究者は外国に来ていて、周りから帰国を引き留められ、真剣にもう日本に帰れないか、と思ったという。それからなにがあっても対処できるよう外国の銀行は解約せず、円が高い時にユーロに換えて資金をキープしているという。移住先希望がカナダかオーストラリアという所も夫と一致するが、考えるにこれはいろいろな面で難しい。しかしドイツでは職も無いし滞在ビザも厳しい。消費税も上がり、事件も多発し、天災もあり、気候も住みにくい日本、脱出したいのは皆一致していたが、問題は医療。健康であることが最も大切なのだ、ということを異国にいると、また年をとると、あるいは大病すると身をもって考えさせられる。話していて、そんな事を意識させられたうららかな春の宵だった。

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野菜不足

2014-03-06 14:22:30 | グルメ

一食を美味しく食べるのに、他の二食は控えるのが今の食生活だが、いろいろな物を少しずつ食べる、というのがドイツの食生活には合わないので、時々偏った物ばかり食べることになることがある。特に気をつけるのは炭水化物に偏ることで、残して持ち帰れば良いのだが、炭水化物は消化に時間がかかるので、おなかにたまりやすく、その結果胃の調子がおかしくなったり、代謝が落ちて苦しい思いをすることになる。ここ数日続けてピザを食べ、ケーキまで食べたら、やはり、おなかの調子が悪くなった。調整し少し良くなっただが、今度は猛烈に野菜が食べたくなった。人間は良く出来たもので、自分で考えて摂取するより、自然に脳や体が欲してくる。生野菜を食べたら、気持ちも落ち着いてきた。野菜はやはり体に合うようで、これと乳製品と少量の果物をとっているのが、おなかには良いが、持久力、記憶力などが落ちてくるので、少量の良質タンパクをとるが、適量が難しい。運動量にも関係がある。だんだん良い季節になってきて、野菜も豊富になるのは嬉しいが、日本では原子力汚染の関係で食が怖い。それにまた寒波が来るらしい。何度も書いているが、ドイツは気候がどんどん良くなっている。また、一年いて、傘をさしたのは一週間も無いと思う。通り魔も恐ろしいし、ミサイルは飛んでくるし、どんどんと住みにくいおかしな国になっている。

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プファンクーヘン

2014-03-03 12:58:17 | グルメ

昨日散歩に行った夫が、パン屋が開いていたと言って、プファンクーヘンを買って帰ってきた。ドイツでは、勝手に日曜日に営業することが出来ないので、不思議だと思ったが、営業しても良い日が一年間で数日あって、その日だったのかもしれない。カーニバルのシーズンで、ベルリンはそれほど盛んでは無いが、フランクフルトやケルンなどは、大騒ぎをしている。大晦日にも食べるが、日本で言うとお餅のような感覚で、食べるおめでたい御菓子がこのクーヘンで、知らなかったが、どうもカーニバルにも食べるようだ。プファンクーヘンはジャム入りの砂糖のかかったあげドーナツで、ベルリン以外の土地では、「ベルリナー」と呼ばれる。この名称からすると、ベルリンゆかりの菓子なのだろうが、詳細はよくわからない。行事や祝い事を大事にするドイツ人は、この時期やはり必ず買うようだ。日本では、ひな祭り。桃の節句である。お雛様も良いが、花より団子で、道明寺が懐かしい。知人が来独する予定で、少しだけ期待しているが、まあ無理な話だろう。

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