カヤックと過ごす非日常

大人は水辺で子供に返ります。男は無邪気に、女はおバカに。水辺での出来事を通してそんな非日常を綴っていきます

17.罪作りな手紙 ― また胃が鳴った

2006年09月29日 | Weblog
最近は胃が痛くなることが続く

先日、ある失敗をした。相手の人は何ともないと言ってくれたが、自分自身の中では大失敗だった。2.3日胃がジンジン鳴っていたが、「これからは気をつけろ」と言う警鐘として、それは真摯に受け入れた。

やっとそれも治まった今日、また私の胃をジンジン鳴らす、罪作りな手紙が来た。

10月の末に「奥木曾湖紅葉ツアー」があることは知っていた。
木曽川・ダム湖・紅葉そのどれをとっても魅力的な響きがあり、「行きたーい!」と思った。
しかし、9月、10月、11月と、何かと外出が多く(つまり遊び)、「自分へのご褒美」の言い訳も効き目がなくなってきた。

しかし

  行きたい!   ― 仕事はどうする!
  行きたーい!  ― ただじゃないんだぞ!
  行きたーーい! ― そんなに遊んでいいんか!

心の声と影の声とが戦った。そしてやっぱり遊びすぎと諭されて、今回の奥木曾は諦めた。
我慢と言うストレスが胃をジンジン鳴らしたが、行きたい気持ちは心の奥の奥に固く封印した。


    のはずだったのに


今日、着いた手紙とは「奥木曾湖紅葉ツアー」の誘いだった。


    ナ、ナンじゃー! これは!


  「笠置山に寄る…」       ― 言うな!
  「紅葉が楽しめる…」     ― 聞きたくない!
  「ダム湖見学・周遊…」    ― やめてくれー!
  「他のグループと交流…」   ― あぁ、もうだめだ~!

いとも簡単に解かれた封印により、また私の胃がジンジン鳴った。
「どうしよう、どうしよう。どうやって家族に言い出そう…」

     今日、罪作りな手紙が来て、また胃が鳴った。