カヤックと過ごす非日常

大人は水辺で子供に返ります。男は無邪気に、女はおバカに。水辺での出来事を通してそんな非日常を綴っていきます

9.Yさんへ ― ちょっと電気を消してみませんか

2006年09月14日 | Weblog
     
    もっともっとと ふくらんだ。

     出るな出るなと 押さえられた。  

    そうして地球も まあるくなった。

           ― ひろはまかずとし ―



私の好きな詩の一つです。


・・・・・・・・・・・・・

   明るい光の中で

   もっと光れ もっと光れ と励まされ

   ある時、これ以上光れないと周りの光を遠ざけると

   すでに光っている自分を見つけた

    
 
これは以前旅行した南アフリカの、小さな港町の露天で買った、ダチョウの卵の置物です。中に電球を入れるとランプシェードになります。

どこの誰だかわからないけれど、色の黒い、背の高い、ほっそりとしたおじさんが手渡してくれたこの卵、その小さな光に癒されます。


同じ物なのに見方(環境)を変えると、全く別の物になります。

どちらに身を置くか。

どちらに置いても同じあなたです。

                  ― びわっこヨ ―

2 コメント

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おもしろー (hiro)
2006-09-14 21:01:01
何とまあ、カヤック?青春?のしぶきの中に人生哲学が感じられました。そこまで遊べる、いや人生を掘り下げて、あるときは飛び込むなどして、突き進んでいくのですね。アッパレ
人生哲学そのものです (びわっこヨ)
2006-09-15 00:18:40
ありがとうございます。



デカルト、カント、ショーペンハウエル

先人達に負けずに突き進んでいます。



「でかんしょー、でかんしょでぇ…」もう半年経ちました。後は「もういくつ寝ると…」でがんばります。