野菜の花もきれいだなぁ~って思うんですよ。
たとえば。
ボリジとからまってますが、レタスの花。
キク科の植物だったねぇ~、と再認識。
サラダほうれんそうだとばかり思っていたらこんな花が咲きました。
・・・これもレタスだったんじゃん。
(ほうれんそうはアカザ科だから花がぜんぜん違うのよ~ん)
パセリの花の上でハナグモさんが待機中。
そんなところで足振り上げてたら目立つと思うぞ。
種を採らないのなら花咲かす前にさっさと片付けろってハナシなんですが・・・。
畑ほったらかしなのバレちゃいますね。
もうこのままおいといて種とりしちゃおうかなぁ。
梅雨らしくなってきたのか、と思ったのもつかの間。
暑い日が続いております。
シソは青々と茂り、茄子が実り。
すでに庭は夏モード。
ヒマワリももうすぐ咲きそう。
夏の間庭を彩る宿根フロックスも咲き始めました。
ダリア「ジプシー」も元気に開花。
金魚草は先月から咲いています。
花期の長い働き者。
そして・・・
丈夫ではびこり大臣(?!)のボルトニア。
最初、この「ボルトニア」という名前がなかなか覚えられなかったのだけれども
ツレアイが「ボルトニャンスキーという作曲家がいるよ」と
教えてくれたその時、一発で記憶できてしまいました。
(それ以来忘れない)
だってー、ご当人には失礼だけれどもボルト「ニャンスキー」ですよ。
ニャンスキー・・・猫好きですかっ?て大笑い。
語呂合わせ・・・では無いけれど
こんなことがきっかけで何かを記憶できるようになるもんですね。
ボルトニャンスキーさん、ありがとう。
(ちなみに18C後半~19C初期のひとです)
・・・あれ?
庭の話題だったんじゃなかったっけ。
最近ちょっとマイブームなのがサワードリンク作り。
今まで梅サワーしか作ったことがなかったのに、何を思ったか
いろいろ作って飲みたくなってしまった。
暑いと酸っぱいものが欲しくなりますよねぇ。(そうか?)
写真左側、白い蓋のビン2つはラズベリーサワー。
手前がラズベリー+グラニュー糖+リンゴ酢。
奥がラズベリー+甜菜糖+リンゴ酢。
右側手前は新しょうが+黒糖+玄米黒酢。
後ろ赤い蓋のビンはバナナ+黒糖+玄米黒酢。
で、真ん中ちょっと緑色が見えてるビンは今日仕込んだ青シソ+ハチミツ+リンゴ酢。
庭の梅にも少し実がなったのでこれも酢に漬けちゃいました。
青梅+洗双糖+米酢です。
いろいろ作ったとはいえ、実はみな酢は300ml程度。
飲用用の真っ当な酢はそんなに安くないのだったー。(汗)
ラズベリーやバナナサワーは今週末あたりから飲めるんだけど・・・
大切に飲もうっと。
昨年植え替えて、花が咲かなかったビヨウヤナギが今年は咲いてくれました。
おしべが好きかも。
ストケシアはちょっと茎がへろへろ。
白のストケシアはミントに埋もれてます・・。
このままでは、や、やばい。
ゴデチア「レンブラント」。
たくさん花をつけてくれたけど、青い花が多い今の庭では
この一角だけ浮いているかも・・・。
薄い花びらは雨に弱くて、梅雨が本格化したら一気に終わってしまいそう。
ちょっとは梅雨らしくなってきたんだろうか?
この季節はやっぱりあじさい。
Hさんの影響でヤマアジサイが欲しくなってしまったワタシは
この春、「七段花」の苗を買いました。
ピンク色に咲きました。(アルカリ分が多かったらしい)
今手元にある唯一のヤマアジサイ。
(るごさん、オソロですよん)
いろいろと惹かれる品種はあるのだけれど、
庭のスペースのことを考えるとあとひとつふたつくらいしか
増やせないだろうな。
まぁ、雨をながめつつじっくり考えましょ。
20日水曜日、東京・駒場にある日本民藝館に行ってきました。
お目当ては24日(日)まで開催中の「日本の幟旗」展。
北村勝史氏のコレクションの中で選りすぐりの品を展示。
中に入って感心したのは入り口正面の展示。
ガラスをはめ込んだ古い棚の中に滝を登る鯉・・・「登竜門」の絵柄の小さな幟2点。
その上部に菖蒲と蓬を生けた花入れの絵の描かれた幟。
その両脇に登る龍と降る龍の大きな幟。
5月の節句を意識したディスプレイですね。
天井の高さを生かした見事な配置で、歳経た鯉が滝を登って
龍へと変化する場面を眼前で見ているようです。
龍の絵も腕の良い絵師の手になるものか、見応えがありました。
私の生まれ育った地方では、鯉のぼりと共に武者絵を染め抜いた幟を
何本も立てているお家が良くあって(と、いっても場所に余裕のある農村部がほとんどだけど)
昔からある幟に興味があったのと、何より・・・
「縁起のいいモノが大好き」
という性分のせい。
こんな鶴の柄とか、
鯉の滝登り、とかね、もう無条件で「好き~」と感じてしまう。(^^*ゞ
あと圧巻だったのは特別展示室に飾ってあった、寺社に奉納された巨大な幟。
「奉献 ○○社」と、文字のみの幟なのだけど
その文字が何か強いオーラを放っているのです。
独特の書体、文字の大きさのせいもあるだろうけど
人を引きつけ、同時にはねつけるような強い力・荘厳さを感じました。
本来の用途として使われなくなって久しいけれど、
未だ霊力をその身に秘めている、そんな幟です。
この幟だけでも見に行く価値はあると思います。
*オマケ*
幟だけでなく、館所蔵の品々も展示されているのですが
一番気に入ったのはこれ。
バーナード・リーチ作の陶板。
写真撮影禁止なのでへぼい絵でご勘弁・・・。(^.^;
これと同じウサギ柄の皿もあるのですが全体的にリーチの陶器は好みです。
形がきれい。絵付けのセンスがいい。
あと、第2・3水曜日、土曜日は民藝館の向かいにある
旧柳宗悦邸が公開されます。
実はこの公開日を狙って行ったんですが
大谷石を効果的に使った、センスのいい和洋混合の設計の家は見学の価値大です。
昨年の春植えたカンパニュラ。
一冬越してぐんと大きく育ちました。
「ケント・ベル」と言われて購入したのだけど・・・かなり「ザラストロ」っぽいです。
きれいだからいいんですけど。
こちらは昨年秋買ったカンパニュラ「バーニス」。
思ったより花が大きかった・・・。
なんだか子供の切り紙細工みたいな花型。(^^)
八重咲きメドースイート(ロクベンシモツケ)。
上のバーニスといっしょに玉川園芸さんから買ったもの。
あんまり「私が、私が」と主張しない白い花が好感度高し。
残念ながら花もちは今ひとつだけど。もう一株ふやしてもいいかな。
今はカンパニュラ、ベロニカ、ラベンダーと青系の花が咲いてます。
デルフィニウムはもう終わりかけ。
小さなレースフラワーみたいなのはパセリの花。けっこう使えるかも・・・。
・・・なんだかオシャレ魔女みたいなタイトルですが。
庭のラズベリーとブラックベリーが収穫の時期であります。
ラズベリーは先日遊びに来てくれた友人夫妻に摘んでもらいました。
収穫後、ケーキといっしょにみんなで生食!
こっちはブラックベリー。
ラズベリーと違って生ではちっともおいしくないの。酸っぱいだけで。
(うちだけか?)
毎日少しづつ熟れるので日々その分収穫。
ラズベリーとブラックベリー混合でジャムを作りました。
これに砂糖を入れて火にかけ、煮詰めるだけで完成。簡単でヨロシイ。
ブラックベリーが多めなので色が黒(てゆーか紫)っぽいです。
生だとちょっと・・・なのにジャムにするとおいしくなるブラックベリーって不思議。
熟れ過ぎたバナナを食べたら酔ってしまった、ほとほとアルコールに弱いかわうそです。
さて最近暑い日が続きますが、思い立ってミントのシロップを作ってみました。
材料はこれ。
ミントは庭の雑草と化しております。スペアミントとペパーミントが覇を競っておりますが
いまのところスペアミントに分がある模様。
・・・で出来たのがこれ。
しかしこれ、作って置いといたら結晶化してしまった。
なにゆえ~~~?
スプーンですくうとじゃりじゃりしてるの。ハッカ糖ですか?
それはともかく紅茶に溶かして飲むとけっこういけるんですが、
「これ水に溶かしたら<まんたろー>じゃ~~~~ん!」
「まんたろー」というのは水にミントシロップを溶かした飲み物。
夏、フランスのカフェに行って「ゆんぬまんたろーしるぶぷれ」と言ってみてください。
こんなのが出てくるはず。
暑さと渇きをいやしてくれる涼やかなドリンクです。
・・・しかし上の手作りシロップじゃ色が悪いですねぇ。
市販のミントシロップのほうがいいのかしらぁぁぁ。
他にミントを使った飲み物、と考えていて
「そうだ!モロカンミントティーを作ろう!」
モロッコ風のミントティーの材料は
ガンパウダー(平水珠茶・中国緑茶のひとつ)、生ミント、砂糖。
これがガンパウダーね。確かに火薬の粒に見えなくもない。
甘さは控えめにしたのだけど、ミントだけで入れたミントティーより飲みやすいかも。
現地の人はと~っても甘くして飲むそうですが。
しかしこれではせっかく作ったミントシロップの出番が無いじゃないの。
モロカンミントティーの甘さづけに使えばいいのかなー。む~ん。
春のバラはほぼ終わり、クレマチスが盛りを迎えています。
ビチセラ系のポーリッシュ・スピリッツ。
深い紫色がすてき。
昨年うちにやってきたときは小さな苗だったのに、一年ですごい成長っぷり。
あんどん仕立の支柱に収まりきれません。
今年はともかく来年はどうしよう。
ジャックマニー系のスタシーク。
次々と咲いてます。
この品種はつるが2~3mしか伸びないので鉢植えも安心(?!)。
後ろ姿もきれいでしょ。
インテグリフォリア系のアラベラ。
先月中旬からずっと咲き続け。
体はへらへらしてますが、体力ありますね。
プリンス・チャールズ。
春の芽出しの頃に虫の食害にあいましたが、なんとか復活。
初期防除は大切ですね・・・。
ラズベリーに絡んでます。
(と、いうかラズベリーがクレマチス側に進出してるのか?)
今年は花数が少なめな分花が大きい。去年の花の1.5倍はありそう。
あと、これはもう一番花は終わったのだけど
「白麗」のタグ付きの苗だったのに違ってました、というクレマチス。
「ヘンダーソニー」じゃないかと思ってます。
ほんとの「白麗」はこっち。↓
白麗も青い色が入ることはあるんですが。
クレマチスも魅力的な品種が多くてはまるとヤバイ世界ですね。(^.^;
スペースの都合があるのでもう増やせない、と思いつつ
今度はあれが欲しい、なんて計画練ってる自分がいます。(汗)
ジューンベリーの実が熟しました。
6月に実る、まさに「June」ベリー。
ちょうど2ヶ月前の様子。↓
小さめの白い可憐な花がちょっとブルーベリーっぽい実になります。
収穫しました。生で食べても甘くておいしい。
小さいタネがぷちぷちしますが。
じつはあんまり木が大きくないのでそんなに収量はありません。
実だけにして320グラムほど。
生で食べるには多いけどジャムにするには少々少ない、という微妙な量です。
結局ジャムを作りました。
写真だと色が良く分かりませんが濃い赤紫色。
ブルーベリージャムに近いですね。
ちょっと清涼感のある味です。
グラニュー糖6割で作っちゃったけど、もっと甘さ控えめでいけそう。
来年も実がついてほしいな。
白系のティ。
雨にあたると花びらが痛んだり、赤い班が出たりして
なかなかきれいに咲かせることができない。
雨に濡れない場所に置けばいいのか・・・?うーむむむ。
ところでこれは駒場ばら園からやってきた「初鶯」。
(チューイン、と読むらしいです。チャイナというお話でしたが花はティっぽい。)
そしてこれは相原バラ園からやってきた「マダム・ジョセフ・シュバルツ(?)」。
・・・親戚?
(大きな違いは初鶯には香りが無い、ってところ)
シュバルツさんもう一枚。
こうなると初鶯とは似てないかなー。
でもこっちとちょっと似てたりして。
「エトワール・ド・リヨン」。
写真はみんな雨に打たれる前の花。
痛むのがイヤだったら早々に切り花にするしかないのかなー。
でも蕾のときには切りたくないし。
蕾でも雨痛みするし。
うちには白系のティって向かないのかしらぁぁぁ。
バラを見て楽しむだけではなんだかもったいない気がして
バラのシロップを作った。
まずは「バラとルバーブのシロップ」。
大原照子さんのレシピに拠ったもの。
使った花。カザンリク、マダム・イザーク・ペレール、ウィリアム・シェイクスピア2000。
庭のルバーブです。茎を刻んで使います。
ルバーブと水を鍋に入れて火にかけ、煮て漉したものに
バラの花びらとグラニュー糖を加えて再び火にかけ
煮て漉して出来上がり。
お次はバラの花びらだけのシロップ。
使った花。シャルル・ド・ミル、マダム・イザーク・ペレール、ミセス・ジョン・レイン。
ひたひたの分量のお湯に花びらを入れてさっと煮て火を止めて蒸らす。
これを漉してグラニュー糖(蜂蜜でもOK)を入れて弱火で煮詰め、漉して出来上がり。
ふたつとも出来上がりの見栄えはほぼいっしょですね~。
個人的にはルバーブ独特の酸味が加わったルバーブを使ったシロップのほうが好きかな。
香りの強いバラばかり使っているので、どちらのシロップも
バラの香りが濃ゆ~くいたします。
でも香りは少しづつ飛んでいくので長期保存には向きません。
(冷蔵庫に入れていても)
・・・ってこんな赤いバラのシロップ作ってたら「ポーの一族」な気分になりましたわん。
(ほ~~んのちょっとだけ)