庭のラズベリーの実が色づき始めました。
昨年の管理が悪かったのと、
発生したシュート(翌シーズンの結果母枝になる)を
虫に食われてしまったせいで今年は不作です。
ちゃんと面倒みなきゃいけませんね。反省。
さて今日はラズベリーの話じゃなくて「虫」の話。
ふふふふふ。
本題です。
昨日ゲラニウムの葉の上で見つけた毛虫。
名前が分からなかったので「毛虫」でググったらすぐにわかりました。
「ヒメシロモンドクガ」の終齢幼虫と判明。
ドクガと名前がついているとはいえ、この毛には毒は無いそうです。
しかし、しか~し!
このムダに派手な装いはなんなのでしょう。
身体の警戒色や体側の毛はともかく、
頭と尾部の長い毛束、そして背中の白い4つの毛束!
ワケがわかりません!(おもしろいけど)
頭から撮ってみました。
・・・なにげに可愛いじゃん。
ワタシはこいつを見て頭に羽根飾り被ってる
アメリカン・ネイティブの酋長の絵を思い出しましたよ。
もうひとつ。
ブロンズフェンネルにいるキアゲハの幼虫。
昨日まで黒地に白い帯の入った体色だったのに・・・
今日見たら↑になってました。いかにもキアゲハの体。
これで4齢らしいです。
手前に脱ぎ捨てた皮が丸まってますね。
触ってみたらふわふわでした。
鳥やアシナガバチが行き交う庭。
毛虫くんも芋虫ちゃんも無事にオトナになれるのでしょうか。
最近、家のすぐそばでカマキリをよく見かける。
外より家の中のほうが暖かい、と分かっているかのような。
しかし家の中にはインセクト・ハンターが一名いるので
入れてやるわけにはいかないのだ。
秋になると、カマ母さんたちはあちこちに
卵を産み付けていくのだが、
今年はバラ鉢が人気のようだ。
ここなら安心、と思ったかどうか。
に、してもこれから剪定・鉢土替えの作業が控えているのに
余計に気を遣わなくちゃならなくなったなぁ。
卵の中で春を待つカマさんたちには
また来年、しっかり働いてもらわなくちゃならないものね。
玄関ドア脇にバラ「フェリシア」の鉢植えを置いています。
今朝、そのフェリシアの枝にこんなものが。
この抜け殻も入れてふたつ、くっついてというかぶら下がってました。
一瞬「え!バラ鉢から?!」と思いましたがそんな訳無い。
鉢の土は毎年全部取り替えているのだもの。
時が来て、地上に出てきて羽化する場所を求めて
ここまで登ってきたんだね。
近くの地面を探せばセミの幼虫が出てきた小さな穴があるんだろう。
羽化したての真っ白な姿、見たかったなぁ~。
あと、今日きれいだな、って思ったのがこのクモの巣。
何故巣の中心をこういうレース編みみたいにするのかな。
クモたちは夕方巣を張り始めるようで、朝、庭に出てみると
前日何もなかったところにばーん!とでっかい網が張ってあったりします。
通路に「通行禁止!」とばかりに巣が張られていることが多く
彼らが苦労して作った巣を壊したくはないんですが
やっぱり邪魔なんで取り払っちゃう。
でもその場所は実入りがいい場所なのか、
こりずにまた同じ所にべたつくレース編みが出現してたりするのです。(苦笑)
雨に濡れつつ今回の台風への備えをした庭でありますが、
幸いにもほとんど被害はありませんでした。
バラの鉢植えに一気に黒点が出た、のが一番の被害。
病葉をむしり、ついでに細い枝を切り落とし
ずいぶん株元がすっきりしました。
台風一過といえばぱぁ~っと晴れそうだけど
台風が行ってしまってもしとしと雨ふり。
何か散布しようにもどもなりません。
ちょっと気がふさぎ気味のところ気晴らしになったのがこれ。
腐葉土を積み上げている場所で発見。
そこで羽化した個体かも。
大きくて立派なカブトでした。
(メジャーを横に置いて写さなかったのが失敗だったぁ~)
クワガタも来ればいいのにな~。
今までコクワガタの♀しかウチの庭では見たことが無いのです。
ベロニカにモンシロチョウがとまってる・・・。
・・・あれ?何か変だよ?
チョウが全然動かない・・・と思ったら
がっつりハナグモさんに捕まっていたのだった。
ハナグモはチョウの羽は食べるのだろうか?
ペラルゴニウムの葉陰ではサシガメがイモムシを捕食中。
昨年あたりからサシガメを庭でよく見かけるようになった。
せっせとイモムシを捕まえてくれるお陰で、
チュウレンジバチの被害が減ったような気がする。
小鳥たちもよく来ているからサシガメだけの働きではないのだろうけど。
(ちなみにサシガメはテントウムシも食べちゃうらしい。これは困るねぇ・・・)
ゴミみたいに小さかったカマさんたちもずいぶん大きくなっている。
知らないところで彼らもで懸命に狩りをしているんだろうな。
2月23日(金)の記事でツマグロヒョウモンの幼虫のことを書きましたが、
3月に入ってからの度々の寒さにも負けず、
順調(たぶん)に生育を続けているもようであります。
ただいま体長4センチ強。
食事中です。花食べてます。
葉っぱだけでなく花も食べるんですねぇ~。
これで終齢なんだろうか。
どこで蛹になるのかな。たいがい食餌していたところから
離れた場所で蛹になるものだけど。
飼育しているわけでなく、見てるだけ。
でもなんとな~く暖かく見守る母のキモチになっちゃってる今のワタシ。
こいつが空を舞う日は来るのか?
それを目にすることはできるのか?
庭の隅に落ち葉を積み上げて腐葉土を作っているのだけど、
切り返しをしていて見つけたのがこのお方。
どーん。
この大きさからいってどう見てもコガネンではない。
腐葉土の中にいたことからしてもカブトくん(ちゃん?)に違いない。
おなかの模様を見れば♂・♀の区別がつくらしいのだが、
身体を伸ばしてくれなかったので分からずじまい。
(あまり幼虫をいじると彼らのカラダに良くないらしいので)
落ち葉の中に戻しました。
大きな幼虫は大きな成虫になるという。
無事に羽化して立派な大人になって欲しいなー。
自分ちの庭でカブトムシが育つのって、なんか嬉しい。
しかしカブトムシ母さん、いったいいつ卵を産んだんだろう・・・?
成虫(つまり蝶ね)は何度か見かけたことがあったけど、うちでこの蝶の幼虫を見るのは初めてだ。
ツマグロヒョウモンは幼虫の状態で越冬をするのだけど、街中よりずっと冷え込む我が家では
冬を越せなかったらしい。今までは。
ところがこの暖冬で初見参!になったワケだね。
面白いのでこのまま様子を見ようと思う。幸か不幸か今ウチにはパンジーの苗が売るほどあるのだ。(vv;)
さ~ぁ、どんどんパンジーの葉っぱを食べて大きくなってくれたまえ。(太っ腹)
さて。
この幼虫の体にはいかにも触ると痛そうなトゲがある。けれどもこれはハッタリで、
まったくの無害だという。
・・で、恐る恐る触ってみることにした。
だって、無害だって言われていても、やっぱり最初は怖いぢゃあないですか。
・・・・・・・・・。
な~~~んのことはありませんでした。
えぇ、すっごくやわらかくてカワイイやつでしたよ。
パンジーのアブラムシを食べにやってくるメジロやスズメの目を逃れ、無事にオトナになってくれぃ。