かはたれのジエン

イタチの最後っ屁 ・・・なので、コメントにも屁を垂れるしかできませぬ

ThinkPad 600は名器だね

2013年03月30日 | ThinkPad 

 久しぶりにThinkPad 600Xをひっぱり出してみた。

 こりゃたまげた。
 ThinkPad X31のキーボードもいいなと思ってたのだが、別物である。
 ノーマルルーテシアとルーテシアRSくらいの違いがある。

 何せ11本のネジをはずさないとキーボードを取り外すことはできないのだから。
 それに対して、X31はたったの4本。

 ThinkPad 600に関するサイトは、探す必要がないくらいたくさんある。
 中でも、キーボードについてはこちらが詳しい。

http://www.geocities.jp/kenjin_keyboard/ThinkPad03.htm

 こういったサイトに洗脳され、オークションに手を出した。

 最初は安いものから。
 届いてみると、あまりにもカッコよく、もっといいものを。
 今度は最高のものを。
 そして、未使用品へ。

 お決まりのパターンだった。
 最初のものは、同僚に使ってもらってる内に壊れた。
 2番目のものは、同僚に譲った。
 3番目のものが、これから使う600X。
 最後のものは、起動できない600Eで、システムボードがいかれてる模様。
 システムボードとパームレストも確保してある。

 今から15年前。パソコンの絶頂期だね。
 旧価格678,000円だって。
 コストをかけることのできたいい時代。

 「消えゆくもの」として、BlackBerry、ルーテシアと共に記事にしているが、今一つ閲覧数が伸びないのもうなずける。
 誰も古い物には目を向けない。新しい女を追い求める。

 今はコストダウンの時代なので、よいものがなかなかない。
 安かろう、悪かろうの世界。
 これは、車もパソコンも携帯電話も同じ。
 ベンツもポルシェも軽自動車も同じだ。

 だったら、中古でもいいからよいものを使いたい。
 しかも、オークション等では比較的安く手に入る。
 よいものだから、案外壊れにくい。

 こうして、パソコンや万年筆、携帯電話や財布が、死ぬまでに使い切れないほどたまっていくのである。
 ワンクリックだからね。酒でも飲んでたら、もう終わり。

 これで、いいブログでも書ければいいのだが。
 もう、道具のせいにはできない。

ThinkPad X32ポチってしもた…。

今ThinkPad 600系は、程度のいいものが安く手に入る。Windows 2000で十分。USBはハブで。無線LANはカードね。少しぐらい遅くったっていいじゃない。多くの方にあのキーボードの感触を味わってもらいたい。もう普通のパソコンには戻れない。佐久間良子みてぇなもんか。あ、失礼。名器じゃなくて名機ね。

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