午前中はイタリアの旅行案内を書いたが、夜はカナダ映画を観てきた。題名から直感するとカナダの壮大な自然を紹介する観光目的の映画かなという想像で行ったのだが、全く違った映画であった。またカナダ映画であるが言語は2つある公用語のうちフランス語であった。(日本語字幕付き)今回の映画はカナダ大使館主催であったが、観光パンフレット配布も無く純粋なカナダの純芸術的な映画の紹介という目的だけであった。
この映画はカナダ本国では、2003年アカデミー賞(外国賞)を受賞した作品よりヒットした作品だそうで、多くのカナダ国民を幸せにしてきた愛すべき映画で、若いちょっとハンサムなカナダ領事が開会挨拶の中で自信をもって紹介していた。
舞台はケベック州北部にある漁獲高が減って島民はほぼ生活保護で生活しているという医者のいない架空の島が舞台である。ここで繰り広げられた島民の生き残り作戦としての工場誘致を題材に、ちょっとシリアスな物語をちょっぴりコメディータッチで画いた真面目な映画であった。
ストーリ詳細は各種検索サイトで「カナダ映画 大いなる休暇」と入れて検索すると幾つものHPが出て来るのでそちらに譲ることにするが、最後は島民にとってハッピーエンドになるのでほっとさせられるが、なんだか日本でも最近の破産しそうな自治体の話をラップさせると、こうした物語があってもよさそうな気がする内容でもあった。