川崎フューチャー・ネットワーク(特定非営利活動法人)

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KF-net:福島訪問記1「いわき市久之浜という場所」

2013-10-14 | KF-net:これからここからPJ
2013年10月5日(土)~6日(日)
川崎フューチャー・ネットワーク(KF-net)の研修合宿として、
今年は東日本大震災の被災地訪問を行いました。
場所は福島県いわき市、
主にスタッフがボランティアに行っている久之浜に伺いました。



久之浜は、いわき市の最北にあたり、
漁業と工業の町です。
2011年3月11日の東日本大震災の時には津波が押し寄せましたが、
その波の高さは7.45mだったそうです。



地震自体での家屋倒壊などは多くなかったのですが、
津波に続き、久之浜では失火による火災が起こり、
津波で消火できないまま拡大してしまった結果、
商店街が丸一昼夜燃え続け、消失してしまいました。

また、東京電力の福島第一原子力発電所からは30kmになるため、
事故当初は避難地域となり、地震後は家に帰ることができず、
その後の放射能の測定などで問題ないことがわかったものの、
約1ヵ月、片付けなどもできなかったそうです。



これが津波の後、焼失してしまった地区です。
家屋の基盤のみが残り、がれきが撤去されています。



一隅に祈念塔がありました。
花や酒などが手向けられていました。



高台から町を見下ろしたところです。
中央にある橋を乗り越えて津波が遡りました。
橋からまっすぐに続く道の左側が、火事のあった地域です。



ここは、もともと砂浜だったそうなのですが、
震災後に地形が変わり、浜のほとんどが海に呑みこまれてしまったそうです。

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