川崎フューチャー・ネットワーク(特定非営利活動法人)

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かわさき3R検証エコツアー:第1回 川崎ゼロ・エミッション工業団地訪問記

2009-10-22 | KF-netの活動
かわさき3R検証エコツアー2009
  第1回 10月06日(火) : 川崎ゼロ・エミッション工業団地

台風の接近が迫る激しい雨の中、参加者は次々に臨海部に集合しました。

まずは、川崎ゼロ・エミッション工業団地協同組合の事務局長 竹内さんから、
工業団地の説明や、それぞれの取り組みなどについて、
ご説明をいただきました。

   

川崎ゼロ・エミッション工業団地は、
川崎市の重要施策である川崎臨海部エコタウン構想のもと、
中小製造業の住工混在解消とゼロ・エミション化を目指して、
平成11(1999)年に設立されました。

工場見学を行わせていただいた難再生古紙(色物、ラミネート紙など)のリサイクル、
三栄レギュレーターは、再来年から始まる市で回収したミックスペーパーを、
トイレットペーパーにリサイクルするところですが、その他にも、
天然ガス自動車のガス・ステーション、工場内での水力発電設備の使用、
メッキ廃液を工場外に排出しない循環型クローズドメッキシステム
工業薬品と水の循環使用など、現在15のさまざまな先端技術が集合しています。
これらの組合員企業が連携して、団地地域のゼロ・エミッションを進めています。

   
     天然ガスステーション

三栄レギュレーターのリサイクルの工場を見学し、
ご担当者の方から、現場のご苦労などもお聞きした後、
参加者同士で、今日の見学のそれぞれの感想や気付きを共有し、
意見を出し合いました。
初めての見学で、みな、いろいろに思うとことがあり、
活発なご意見をいただきました。


≪参加者の声≫
・とても勉強になりました。
 竹内さんの中水やロハスの話や、トイレットペーパーの工場見学は、驚きの連続でした。
 今後の研究の参考にさせていただきます。
・工場見学は久しぶり。
 近代的工場には感激しましたが、
 世の中全体がエコタウン化しないと、公害日本から出られない。川崎が先頭に立てるか。
 そのためには、市民参加が絶対に必要。
一般家庭の問題も提案したい。
・広報に力を入れていただき、本当に多くの方に参加して欲しいと思います。
 すばらしい企画です。
・参加者の意識が高く、見学はもちろん、皆様のお話も参考にさせていただきました。
 このような機会を増やしていくことで、市民の環境に対する意識が高まると思います。

これらのご意見や感想を、ぜひ、生かしていきたいと思います。


★かわさき3R検証エコツアー2009の全体、他の回の訪問記については、こちら

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