瓦山瓦版🟢No.16🟢2023.1.1版

🟢3.11思い出すこと　　　　　

　津波の襲来を受けた時

海岸沿いの　M委員さん方は

自分の担当地域に暮らす

・一人暮らし高齢者　・寝たきり　

・認知症　・引き篭もり　

・心身様々な障害をもつ方・・・

皆んなの御顔が

浮かんだことでしょう

　一人暮らしと

認定されていない方でも

家族が働きに出掛けて昼間は

一人で留守番の高齢者も

大勢居ります

　住民　皆んなが　何がしか

ハンディを抱えているのです

　M委員さんは

一度高台に逃げても　

あの人がいない・・

まだ家に居たよとの情報に

沢山のM委員さん方は

下へ戻って行ったのです

　そして　亡くなったのです

　やるせない　辛い　哀しい

現実でした

　美談でも何でもない

　予想外・想定外の大震災と津波

　その時　私達M委員達は

どうすればよいか

🟢どこまで責任が課せられているか

🟢判断基準は・・・

🟢混乱のなかで通信手段は遮断

🟢離れた方が心配でも　

今　ここで倒れている方を

助けないで　離れた方の所へは行けない

🟢他人の助けが先で　家族は後回しにしなければならないのか

🟢自分の危険はどうなる云々

　毎回　定例会で議論された

ご家族に病人や高齢者のいる方　

薬💊を離せない方　

皆様　一様に　続けていけません

　後日　仙台市から

自分の身の安全確保が第一

次に家族

その後　担当地域の安否確認で

行動して下さい

　それで　責任が問われることは

ありません

との通達が回りました

　

　災害時　

　マニュアル通り　は難しい

🟢2023.11.24.🟢祝出産

　町内会の赤ちゃん誕生の

NEWSは　

婦人部の所へ　報告されます

　今の住宅構造は気密性が高く

赤ちゃんの泣き声は

ほとんど外に聞こえません

　また　ほぼ100%の赤ちゃんは

紙オムツ

　外に　布のお襁褓〈おむつ〉が

干される風景は　ほぼ皆無

懐かしい昭和迄のノスタルジー

　という訳で　総会等々で　

町内会より　出産祝金を

お届けしたいので

赤ちゃんがお産まれになりましたら

是非　お知らせ下さい　

とお知らせし続けた効果有り

　皆様　お知らせ下さる様に

なりました

　そして　今年は

何と　お嬢さんふたり

　男の子三人の　合わせて五人の

新しい仲間が増えました

　

　今日は　

　昨晩初孫が産まれましたと

新米おばあさまが

嬉しそうに　お知らせに来ました

　同居している長男夫婦に

長男が産まれました　と・・

　陣痛が長くお嫁さんが心配等々

諸々の不安から　解放されて・・と

晴れやかな　幸せいっぱいの

新米おばあちゃん

　　　　まあまあ　おめでとう

　先ずは　一服　召し上がれ

　二人だけの　お祝いの茶会と

洒落込みましょう　

　素敵な日

　昼過ぎ　虹🌈が

大きなアーチを掛けました

　そして

　夕方　我が家にも　素敵な

お知らせLINEが届きました

待ちに待った　心音　聞こえました

　素敵　三重奏

瓦山瓦版🟢No.15🟢2012.12.1版

🟢3.11思い出すこと

　2011.3.11   pm.2:46

東日本大震災発生‼️

 河北新報〈宮城県の地元紙〉の

基本サーバーが転倒使用不可‼️

pm.3:20

　緊急時新聞制作相互支援協定の

新潟日報へ　

　号外2頁　朝刊8頁

　災害紙面制作要請‼️

新潟日報では　非番整理部員10名を呼び出し　人員確保

pm.3:30   河北新報から

デスクとシステムに詳しい2名が

車で新潟へ

pm.4:35   河北新報号外は新潟日報によって　号外用紙面データアップ

が　　インターネット回線不通

pm.5:30   共同通信社の回線を経由させて　

pm.6:55   号外発行‼️

pm.9:30   仙台出発から6時間

河北新報の2名　新潟日報へ到着

1面はテレビ欄の最終面と連結した

ダブルフロント採用‼️

　河北新報の題字が

左側となる報告に　社長は

大災害を一目で伝えるには

的確な紙面と快諾

pm.11:30紙面完成‼️

12日am.0:20

仙台市泉区の

河北新報印刷センターで

輪転機始動‼️

am.3:10    約47万部の印刷終了

トラックが販売店へ出発‼️

　100年来の紙齢を

途切れさせる事無く　

この新聞を発行出来たこと

新潟日報や共同通信社に

深く感謝申し上げます

　と河北新報社の言葉

　未曾有の大災害

東日本大震災に見舞われた

次の朝　事もなげに　常の日と

同じ様に　朝刊は配達された

　当然誰しも　それは想像だにしていなかった

　朝のその光景に

読者は　皆一様に

配達の方に頭を下げた

　胸いっぱいの感動と

　　　　　　　　感謝を込めて

🟢2023.11.23🟢青葉・紅葉・枯葉

　某コミュニティ・センター傍の

街路樹　七竈〈ナナカマド〉

　今年は葉も繁らず　

樹の姿はこじんまり

炎天に晒されて　今にも貧血で

倒れそう・・・

　そして　秋

　何と　何と

　一本の幹なのに

三本の枝の一本は

　青葉　　　夏の葉のまま

もう一本は　

　紅葉🍁　　正に今の景色

残りの一本

　枯葉　　　触れたらカリカリに

　　　　　　砕けそう

　何と欲張りな景色・・・が

視点を変えると　

　気候変動に翻弄され　

本来の七竈の生き方を

狂わされた　哀しい姿

　来年こそは・・・

　

瓦山瓦版🟢No.14🟢2012.10.1版

🟢3.11思い出すこと

　通電火災という

事故があります

　災害時

　煮炊きの途中の器具

使用中の暖房機器　また

熱帯魚水槽のプクプクや

ペット暖房等々の🔌電源が

突然　OFF になる

　逃げる時　

🔥炎の出ているガス台や

石油ストーブ等は消すでしょうが

　電気で稼働していた物は

忘れがち‼️ 

　家屋が倒壊しても　後日

電源　ON になり　通電‼️

　そこから火災発生の

事故が起きました

　熱帯魚🐠水槽のプクプク装置から

火災が発生した例も

　ブレーカーを下すこと‼️

　努努怠り無く

　

　町内の90歳を過ぎた男性

　停電中にトイレに入り　便座に腰掛けたまま　様々な疲れで

つい　ウトウト・・・

　さて　そこに　通電‼️

便座はホカホカ温かくなり

すっかり気持ち良くなられて

グッスリ　夢の世界へ・・・

　あまりにも長いトイレTimeに

家人が心配して行ってみると

便座で低温火傷　重症でした

　直ぐに救急車を要請　

　火傷は　深部にまで及び

長い入院生活を

余儀なくされました

　想定外は　ここにも・・・