揚水発電所という話を聞いたことがありますか。
今朝、テレビを見ていたら、水力発電の話があっていました。
水力発電といえば、映画で有名になった黒部ダムなどのイメージが大きいと思いますが、実は日本で水力発電している電気量の上位23位までは、揚水式発電(混合揚水式含む)なのです。
例えば、黒部第四ダムを使用する黒部第四発電所は33.5万kw、揚水式発電の1位、東京電力神流川発電所は282万kWで、黒部の8倍以上発電しています。
ではこの揚水発電所とはどのようなものなのでしょうか?
実は原発を作る時、必ず必要となる発電所なのです。
原発の近くに、上と下とにダムを造ります。
夜、ポンプで下のダムから上のダムへ水を上げ(揚水)、昼間、上のダムから下のダムへ水を落とし、発電します。
この水の上げ下げで電力は30%もロスします。
なぜこのように面倒な、ロスになる事を行わなければならないのでしょうか。
実は原発は火力発電などと違い、夜、機械を止めることができません。24時間連続操業が必要です。そのためどうしても夜間電力が余ります。この余った夜間電力を使うために、揚水発電所が必要なのです。
そのようにして夜間の電力を使用するため、原発には必ず必要な揚水発電所なのですが、不思議な事に、原発の建設資金の中には揚水発電所の建設資金は含まれていません。
原子力行政、不思議な事が多いですね
今朝、テレビを見ていたら、水力発電の話があっていました。
水力発電といえば、映画で有名になった黒部ダムなどのイメージが大きいと思いますが、実は日本で水力発電している電気量の上位23位までは、揚水式発電(混合揚水式含む)なのです。
例えば、黒部第四ダムを使用する黒部第四発電所は33.5万kw、揚水式発電の1位、東京電力神流川発電所は282万kWで、黒部の8倍以上発電しています。
ではこの揚水発電所とはどのようなものなのでしょうか?
実は原発を作る時、必ず必要となる発電所なのです。
原発の近くに、上と下とにダムを造ります。
夜、ポンプで下のダムから上のダムへ水を上げ(揚水)、昼間、上のダムから下のダムへ水を落とし、発電します。
この水の上げ下げで電力は30%もロスします。
なぜこのように面倒な、ロスになる事を行わなければならないのでしょうか。
実は原発は火力発電などと違い、夜、機械を止めることができません。24時間連続操業が必要です。そのためどうしても夜間電力が余ります。この余った夜間電力を使うために、揚水発電所が必要なのです。
そのようにして夜間の電力を使用するため、原発には必ず必要な揚水発電所なのですが、不思議な事に、原発の建設資金の中には揚水発電所の建設資金は含まれていません。
原子力行政、不思議な事が多いですね
建築費等をトータルで考えた場合、天然ガスでの発電に比べて2倍以上という試算もあります。