シェールガスの事が最近話題になっている。
シェールガスとは泥や砂が固まってできる層に閉じ込めれれた天然ガスで、米国で開発が進み、国内天然ガス生産の2割超を占めるようになってきた。
現地価格は100万BTUあたり2~3ドルで、日本の調達価格の7分の1~8分の1と割安。
液化や輸送のコストを加えても日本向けLNGスポット価格の半値程度にできる予定。
東電が燃料費削減のため検討を始めた。
また、このシェールガスを原料とした石油代替燃料「ガス・ツー・リキット(GTL)」の生産を目指す動きが広がってきている。
ガス・ツー・リキット(GTL)とは天然ガスを一酸化炭素と水素に分解した後、分子構造を組み替えて液体燃料を製造する技術、製品の総称。
輸送する際、マイナス162度に冷却する液化天然ガス(LNG)と異なり、常温での流通や使用が可能。
燃焼させても大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)が発生せず、窒素酸化物なども少ない。
ディーゼル車などでそのまま使えるクリーンな燃料として注目されている。
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