福井県立恐竜博物館

ＮＨＫ朝ドラ「ちりとてちん」にも登場した勝山市にある恐竜博物館。あの黒川紀章先生による設計。






大変目立つ建物ですが、案外と見えているのにたどり着けない。結構な山奥にある。
やはり山奥の裾野には北陸でも随一の雪質を誇るというスキージャム勝山が、

スキージャム勝山（ウィキペディア）
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（「木村拓也」が訪れたということだけど、今、巨人にいる「木村拓也」選手のことかな（笑）？）

一方、バブルの負の遺産勝山城＆越前大仏のある寺（「寺」と言って良いのかなー）も見えて来ます。

なぜに勝山がフォーブス誌にて「美しい都市」の上位に選ばれたのか全く持ってよく分からないのですが、（その前に勝山は「都市」なのか？）恐竜博物館はおそらく国内でも屈指の規模と内容。いやいや国内なんてケチ臭い規模でない、なんと世界三大恐竜博物館の一つとされているそうなのだ。







1990年に発掘された「フクイサウルス」などの標本に圧倒されること間違いなし。



「フクイサウルス」は都市部で行われる「恐竜博」なんかでもよく貸し出されていますよ。

駐車場は福井ナンバーよりも関西方面や愛知、関東の都市部のナンバーで一杯でした。

ちなみに発掘体験も出来るそうですよ。

北陸の白山麓で恐竜化石が発掘されたのは1985年の石川県白峰村（現・白山市）でのことでした。当時は大変な騒ぎになったと記憶しています。石川、福井、富山、岐阜の４県にまたがる手取（てどり）層群は恐竜発掘のメッカとなっています。とりわけ勝山市周辺は日本の恐竜化石の約8割が出土していることで知られるようになりました。



恐竜のみならず、生き物の進化についても学ぶことが出来ます。
ちなみに脊椎動物の祖先はナメクジウオだそうです。

そういったことが非常に美しいレイアウトで展示されています。


骨は語るよ？
しかしこれだけの物証でよくこういう姿を想像できるなあ。


魚の大量死を示す化石


板角のえびせんべいではないぞ。

福井県立恐竜博物館ＨＰ

アクセス難がネックだが、非常に見ごたえのある博物館でした。