そう思って目覚めた今朝、外を見ると曇ってはいるけど雨は上がっており、道路も少し乾き始めている。
アメダスを見てもしばらく降りそうにないし・・・よし、じゃあ行くか。
というわけで川崎マリンエンデューロに参加してきました。
レース会場の東扇島までは我が家から5kmくらいしかありませんので、当然自走で行くことになります。
その途中で海底トンネルを通らなければなりません。
これがその川崎港海底トンネル。車道トンネルと平行して作られてる歩行者トンネルで、自転車は押して歩かなければなりません。
定期的に流れる「自転車には乗らないでください」というアナウンスが妙に気色悪いです。
なお、ビンディングシューズのままだと、ここのダルさは倍増です。俺はサンダル持ってきて履き替えました。
会場の東扇島東公園で受付をすませ、センサータグとゼッケンを受け取ります。
受付前では、レースに先立って行われたタイムトライアルの表彰式をやってました。
なお、会場内に売店などはありませんが、公園前にコンビニがあるので補給などで困ることは無いでしょう。
俺もおにぎりを買ってしばらくのんびりしてました。そしてスタート地点の場所取りに思いっきり出遅れました。
そのため、かなり後ろからのスタート。最後方ってわけじゃないですけどね。
まあ上位争いができるわけじゃなし、どこでもいいかと軽く考えてました。このときは。
レースがスタートすると、どうもスピードが上がりません。ならばと前に行こうとしても人が多くてままならない。
そう、完全に渋滞です。このとき初めて、スタート位置が後ろ過ぎたことを悟りました。（遅ぇよ
1週目も半分を過ぎて向かい風区間に入ると、少しずつ集団がばらけはじめレースが動きます。
ここで単独で一気に前のほうに進出、なんてことができればカッコいいのですが、あいにくそんな脚はありません。
結局、多くの集団の中で少しずつ前に出る道を選ぶことになりました。
そして3週目に入り、ようやく身の丈にあった10人ほどの集団に入り込むことに成功しました。
いや、実はこの集団からも抜け出しを図ったのですが、2度にわたって吸収されてしまったので
これ以上前に行くのは無理だと悟らざるを得ませんでした。
とはいえ、ゴールまでこの集団で走る気もありません。
上位に絡むわけじゃないけど、レースなんだから当然少しでも上の順位をとりたい。
そのためにはこの集団のメンバーを負かす必要があるのです。
というわけで作戦は
・レース終盤までこの集団でヌクヌクする
・スプリントに賭けたところで勝ち目は無い（というかスプリントなんてやったことが無い）ので、
最終ラップの追い風区間で抜け駆けをして逃げ切る
言い方を変えると、集団を利用した挙句に裏切る、ということです。最悪ですね。
そこからレース終盤まで淡々と走り、集団にほとんど動きは無し。
レースの流れで揉まれた挙句に集まったメンバーなので、走力はみんなほぼ同レベル。
なので走りやすいというか居心地がいいというか。
動きがあったのは1時間50分を経過した頃。次が最終ラップかな、と考えていると、後ろから数人にかわされました。
そして集団の先頭は反応せず見送る構え。これは・・・チャンスかな？
即座に反応してパスしていった数人に追いつく。後ろから追いかけてこず、どうやら振り切れた模様。
程なくスタート地点を通過、残り時間は8分台。これが最終ラップでしょう。
新しい集団は今までより少しスピードが速く、人数も少ないので追走だけで一杯一杯です。
そんな状況では何も仕掛けられませんが、とにかく離されないように全力で廻し、
残り半周といったところでふくらはぎが攣りました。
まずい、これはまずい。ただでさえ追走が苦しいのに。
ペダルを廻しながらふくらはぎを伸ばしたり、軽く揉んだりしていると一応痛みは収まりましたが、
いつ再発するか知れない感触があります。しかしあと半周だからなんとかなるべ。
そんなこんなでゴール地点に到着するとまだ20秒残ってました。もう1週遊べるドン！
まじかよｗｗｗｗ
と草を生やしても現実は変わりません。罰ゲームと化した最終ラップを必死で追走し、
幸いふくらはぎが攣ることも無くゴール近くに到達。
とっくに脚は売り切れていたので、ゴール前で勝負！なんて元気も無く淡々とゴールしました。
しばらく休憩をしてから受付のところに行くと、すでにリザルトが貼り出されていました。仕事が速いですね。
どれどれ。2時間・ロード・ソロで・・・49位。あれ、思ったより順位がいいな。
完走113人だからぎりぎりだけど半分より上だし、上出来でしょう。
このレースは公道レースなので、路面はよくないしカーブも急で乗りにくいコースレイアウトではあります。
とはいえ川崎駅から10kmも無い場所なので、俺みたいに近所でなくてもアクセスは容易です。
今年からこのレースは年2回開催になったようなので、できれば秋も参加したいものです。
・・・次はもうちょっと前からスタートしようっと。
