アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ガラ軽転じて・・・世界戦略車

2013-05-25 05:27:45 | つれづれ
先日テレビを見ていたら、軽自動車の売れ行きが好調だと言っていた。なんでも現在、日本で売れている車のベスト10のうち6つが軽自動車だそうな。

 ついでにいうと、プリウス以外はコンパクトな車であり、今の日本の売れ筋がわかろうというもの。普通車でもミニバンが主流で、今ではセダンは貴重なのかも。
 ときに軽自動車についてはアメリカがその税制の優遇を撤廃しろと圧力をかけていることは有名だが、仮に軽の税制が撤廃されたらアメ車を選ぶかと言われても・・・である。

 逆に軽自動車は国内専用規格だからして、ガラ軽なんて呼ばれ方もしているようだ。だが、米国市場はともかく、世界的にみれば・・・と思っていたところ、こんな記事が見つかった。詳しくは読んでいただければだが、激しく同意である。
 この記事のように世界的に見れば、受け入れられるマーケットはあるはずだ。


 東南アジア等で、ニーズがあることは想像に難くないが、一方で、ベンツがSwatchと開発したSMARTという車は、ちょっと直すと軽自動車の規格に入るため、日本で軽ナンバーで走っているSMARTがあるくらいだ。
 逆にいうと、欧州でもそのサイズの車に対するマーケットがあるという証拠である。

 ハイブリッド車に匹敵する低燃費と、取り回しのいいコンパクトなサイズは、魅力的な存在になりうると思うんだが・・・
 ガラ軽がガラ軽たるゆえんは、そこに安全装置をはじめ、あらゆるアクセサリー的なものをてんこ盛りしているところか。


 もちろん、この辺はマーケットに合わせて取捨選択すればいいし、このサイズで写真のように、車いすの方の乗降まで対応しているモデルがあるなんて、日本だけだろう。
 つまり、いろいろなマーケットで、ニーズにきめ細かく対応した、最適なモデルを提供できる余地があるということである。

 ガラ軽転じて、世界戦略車となりうる・・・軽自動車には、そんな可能性があるように思うんだが・・・
 まあ、およそ北米市場にだけは受け入れられないだろあなあ・・・もっとも、クラウンはじめそんなモデルはたくさんあるわけで・・・

 なんか、軽自動車を真剣に研究してみたくなってきたかも。
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