アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

松井稼頭央の評価

2013-02-25 17:15:04 | つれづれ
さて、WBCの壮行試合的なオーストラリア戦で、ベテラン松井稼頭央が脚光を浴びることになった。まずは、こちらの記事をご覧いただこう。


 この記事だけ見ていると、松井ってもともとは「守備の人」って感じに見えてしまうが、個人的に言わせれば、その認識が大きな間違いだ。
 まずそもそも、「守備の人」がメジャーに行き、何年も活躍できるわけがないので、その前提すらおかしいのだが、松井が不当な評価しかされていないことに改めて気付いた。

 彼が、これまでの実績の割に評価が低い理由はよくわからないが、たとえばメジャーの野手の在籍でいえば、歴代3位だし、日本での記録も輝かしいものが多い。
 1000本安打に到達したのは史上4位の速さだし、盗塁で年間100%成功を含め、盗塁王も三度獲得している。

 この三度がいずれも、イチローがオリックスに在籍していた時代の成績なのだから、本来はもっと脚光浴びてもいいはずだし、さらにいえばイチローがいたころの1999年には、最多安打も記録している。
 彼にとって不運なのは、同時期に俊足・巧打のイチローがいたことで埋もれてしまったことか。小生の記憶が確かならば、松井が最多安打を取った年については、そのことをほとんどのニュースで取り上げず、イチローの首位打者に終始していたはず。


 またもう一人の松井の存在もあるかも知れない。
 いずれにせよ、ショートで初めての3割・30本・30盗塁を記録した選手だし、スイッチヒッターとしても初めての記録保持者だ。メジャー通算7年で267の打率は、彼が決して「守備の人」ではないことを証明している。

 前回のWBCではショートに西武の後輩の中島が入っていたが、本来ならここは松井だったとみてもおかしくないくらいだ。
 この記事を見て小生は、松井に対する(マスコミの)評価ってそんなものだったの? と思わざるをえなかった。

 そういえば、松井がメジャーでワールドシリーズに出てホームランとか打っていたときも、扱いが小さいなあと思っていたが・・・
 しっかりした実績を挙げていれば、いつかは光が当たるときがくる・・・そんな感じになってほしいものだ。

 でも実際、成果を挙げていても光が当たらない人は多いんだよなあ・・・
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