毎度おなじみ「日本秘湯を守る会」のお宿巡り。今回はもはや定宿? 的な那須の「大丸温泉」だ。ここ数年、毎年複数回おじゃましていて、そのうちの一回は雪の季節になっている。
今回も雪の季節ということであるが、那須岳の麓という標高の高いロケーションだけに、2月と3月では明らかに雪の深さが違う。
今回は雪がしっかり残っているが、道路はしっかり除雪されていて、スタッドレスでなくとも登れる状況だった。もちろんスタッドレスはしっかり履いているが・・・
今回もいつものように、チェックイン後、まずは名物の「川の湯」に向かう。毎回書いているが、こちらは自然の川をせき止めて露天風呂にしたもの。
まずは内風呂に入ると、たくさんのお客さまが入ってらっしゃった。こりゃあ、露天風呂の撮影は無理だわ・・・と。
ところが、なんと「川の湯」には誰もいなかった。男性客はもちろん、女性客もいないのだ・・・これは奇跡と言ってよさそうだ。
こちらのお宿に宿泊される方のほとんどが、「川の湯」に入ることが目的になっているはず。それなのに、内風呂が混んでいて露天風呂が無人・・・こんなことはありえないと。
考えられるのは、このお宿に初めてきて、混浴と聞いてひいてしまった・・・もしくは雪の季節ということで、遠慮した。
いずれにしろ、ラッキーだ。ということで、本来は撮影ご法度だが、ソッコーで失礼してしまった。
こちらは、川の湯というくらいで、川の中から温泉が湧出しているところがあり、川の水と混ざって適温になっている。
ただ、湧出しているところはさすがにかなりの高温になっていて、注意が必要だ。湧出しているところは何か所かあって、右写真の中の枠ができているところなどがそうだ。
また川の中の石は角がとれて歩くと自然マッサージのような・・・これもまたいい。
いつものようにチェックイン後、そして夕食後、さらに翌朝と入ったが、今回は奇跡が続き、三回とも独占状態があった。
ただ、冬場は一部の露天風呂が閉鎖されていて、入れるところが少なくなる。そこだけが少し残念だが、巨大な露天風呂の魅力は色あせない。
夕食後、入っていたら、このお宿が初めてと思われるお客様がいらして、熱いお風呂に手こずっていた。
帰り際「おせっかいかと思いますが、私がいたあたりが適温ですので、よろしければ・・・」とお伝えした。
予約が取りにくくなるのは微妙だが、このお宿のファンが増えることは嬉しいわけで・・・リピーターになっていただけるといいなあと・・・
いつもありがとうございます。こちらに11月行かれていたんですね。たまたま小生も11月に行ってましたが、露天風呂の閉鎖もありますし、雪見の風情といい、ならではではありますよ。
もちろん、駐車場も雪だらけです。