ちゃっちゃと・・・歩け・食べろ！

どうも自分がせっかちなせいか、街中でイライラすることが多い。別に師走だからというわけではなく、一年中そう思う。世の中のビジネスのスピードは、すごいのに、気のせいか生活の諸動作のテンポが昔より遅くなっているように感じているのは私だけだろうか。

　たとえば、横断歩道。右左折しようとする車が止まっているのをわかりながら、悠然と間を空けて歩く人間の神経が知れない。青の間に渡るのは当然の権利・・・ふざけるな、走れとはいわない、しかし、少し急いで渡ってやれば、後続の詰まった車がその信号で渡れるかどうかが決まる。どうして、周りを思いやれないのか。
　京都にいた頃、休日に河原町あたりを歩いていると、これが歩くのが遅い。なぜか、大阪の人は歩くのがめっちゃ早いけど、京都はひどく遅いんです。で、しょっちゅう前の人にぶつかってました。ところが、最近の東京ではもっと遅い・・・ひどすぎて歩けません。

　たとえば、ラーメン。だいたい、ラーメンなんてなものは、ゆっくり食べてりゃのびるし、ちゃっちゃと食べて、さっと店を出るのがマナーだと思ってます。ところが、最近ラーメン屋に行くと、自分より前から食べてて、食べ終わった後見るとまだ半分くらい・・・もっとひどいのになると食べ終わってからゆっくり語り合ったりしている。空いてる店ならいい、でもえてして、そういう店って、行列だったりする。
　「食べ終わったんなら、早く出て行け、タバコなんか吸ってる場合か！」そう思って、今日昼間ラーメンを食べた。念のため、普通にゆっくり食べてみた。５分１５秒かかった。かなりゆっくりかけて食べた結果である。１０分食べているやつ・・・付き合いたくない。
　別に自慢でもなんでもない、吉野家や、立ち食いそばで入ってから出てくるのにどうして５分以上かかるのか理解できないのだ。
　ああ、こんなこと言ってるからまわりがついてこないのか・・・