見る意味があったのか中国大会

さて、フィギアマニアの小生としては、グランプリシリーズの記事を取り上げるのは当然であるが・・・いよいよシリーズも中盤の中国大会の記事なんぞをチラホラと。
　フィギュア中国杯、安藤２位 キム・ヨナが優勝(共同通信) - goo ニュース

　結論から言うと、そもそもこの大会を見る意味があったのだろうか・・・というのが本音である。もちろん、フィギアの試合に絶対はないんだが・・・
　というのも、この大会男子は高橋が欠場し中庭のみ。また、女子は安藤のみで、出場するメンバーから見て、安藤が表彰台に乗るのは９０％以上確実だったからだ。

　とはいえキム・ヨナもエントリーしており、ＳＰの結果、三位以上は確実だが、優勝するには、安藤のノーミス＆四回転プラスキム・ヨナの大失敗が必要でもあった。
　しかもこれは、ＳＰ以前から容易に予想できたわけで、この女子フリーのために二時間枠を取るテレ朝もテレ朝だが・・・

　例によって、ＳＰを見て安藤好調と褒めちぎる荒川・松岡は、キム・ヨナが不調とまで言い切り、あおりたてた上に、お約束の不振からの涙の復活ストーリーを延々と・・・（汗）
　さらに、番組で何度も繰り返し「この大会で二位以上でファイナル」という台詞が・・・だが、少なくともこの２シーズンで二位・三位でファイナルに行った選手はいないはず。

　だが、四回転も挑戦しないし・・・はなから優勝する気がなかったとしか思えない演技であった。だから、キム・ヨナもミスこそあったが、正直その差は歴然だった。
　キム・ヨナの表情豊かな演技は見ていて美しいし、その点では見る意味はあったのかも知れないが・・・見るべきものはそれくらいか・・・あっ、もうひとつ、大木ちやんがインタビューしてたのがよかったぞ（爆）

　まだ気が早いが、次のフランス大会は、浅田真央で決まりだろう。そしてロシェットが三位には入り、ファイナルを決めるだろう。
　ロシア大会では、コストナー・マイズナー・村主あたりの争いか。あっ、しかしコストナーやマイズナーは、初戦でこけてるから安藤もチャンスありか・・・

　当然、ラストのＮＨＫ杯は浅田・中野のワンツーフィニッシュで、この二人がファイナルを決める・・・とすると、残りは二枠。
　ロシア大会で村主が二位以上ならファイナルだ。ロシアでコストナーが優勝だと、おお、安藤も行けることに・・・

　うーん、結局これからも見てしまいそうだなあ・・・（←最初からわかりきってる）