アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

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次期Mercedes Aクラスは大変身?

2017-05-23 06:00:02 | 車ネタ

MercedesのベースグレードとなるAクラスについては、初代から二代目がいわゆるAセグメントのトールボーイスタイルで推移したのに対し、2013年にデビューした現行モデルの三代目(トップ写真)は、一気にサイズも大きくなり、ゴルフの対抗馬的な車格になりCセグメントになっている。かつて正式発売前に見せていただき、先行記事も上げたことがある

  

 現行モデルは、かつてのユニークなコンセプトに対し、いわば普通のFFハッチバックになってしまったことに対し、落胆した向きもあったやに聞く。

 ただし、セールスとしては大成功のモデルであり、同じシャシーを持つBクラス、CLA、GLAという派生モデルを含め、いわばMercedesのエントリーグレードとして機能している

  

 そんなAクラスだけに、次期モデルについてもMercedes的には失敗は許されないものとなっているはず。

 というところで、次期モデルの噂がニュースになっていた。記事はこちらである。これによると、新型Aクラスは、現行CLAの進化形になりそうだ

 

 CLAはスタイリッシュな4ドアクーペとして日本でも大人気だが、後席のヘッドクリアランスこそきついものの、後席足下はゆったりしていて、トランクも大きい。

 いわば、スタイリッシュながら実は実用的という・・・ぜいたくなモデルだ。しかもその派生モデルのシューティングブレーク(右写真)も人気が高い。

 

 さて、ここまではいいのだが、気になるのはAクラスが現行のCLAとなるとすると、今のAクラスに当たるハッチバックはどうなるのか・・・だ

 AクラスがAセグメントからCセグメントに昇格したことは冒頭書いたが、もともとDセグメントにあたるCクラスが大型化しているという事情がある。

 

 つまり現行のCクラスはすでにEセグメントに近い存在、いやむしろEセグメントというべき存在になっており、となるとAクラスはD~Cセグメントをカバーすることが求められると考えるのだ。

 実は、このことは現行のCLAとCクラスの関係にもなっており、CLAとCクラスの先代モデルは近いサイズ感となっている。現行CLAはサイズ的にはDセグメントだ。

 

 よって、小生の予想ではAクラスとしてDセグメントサイズのモデルとして売り出され、派生モデルとしてCセグメントになるハッチバックを展開させる

 逆にSUVやシューティングブレークは、Dセグメントとして遅れてモデルチェンジすることになろう。Bクラスは、やはりCセグメントのままとなろう。

 

 いずれにせよ、実際のモデルがリリースされるのは、おそらく2019年~2020年になるだろうから、もうしばらく楽しみに待つしかないのかも・・・

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