これはまた、なんとも気持ち悪い事件だ。オヤジとして、可愛い女性に興味があることは認めるが、だからこそ、これは許せない。
それが、田崎スシローとともに御用ジャーナリストとして有名な山口敬之氏にレイプされたとして女性が実名を公表して検察審査会に不服申立をしたというニュースだ。
女性にとっては、とてつもなく覚悟のいることだと思う。電車の痴漢の冤罪などと違い、記事を見る限りこれについては・・・と。
なにしろ、「警察の捜査によって、タクシー運転手や、ホテルのベルボーイ、ホテルセキュリティーカメラ映像、下着から採取したDNA片の鑑定結果などの証拠が揃い、2015年6月にいったんは山口氏への逮捕状が発行された。」事実があるのだ。
これをもって、事実無根と主張するのは、無理くりだろう。
しかも、小生がこれこそ・・・と思ったのは、次ののくだりだ。「捜査員からは逮捕直前、『上からの指示で、逮捕できなかった』と連絡があった」というところ。
これって、今はやりの忖度じゃないかって・・・何しろ山口氏といえば、ポストスシローも噂されている人物。
当然のように、本人は反論。「私は法に触れる事は一切していない。当局の厳正な調査の結果、違法な行為がなかったという最終的な結論が出ている。この過程において、私は逮捕も起訴もされていない」というもの。
だが、厳正かどうかは上記のやりとりから見ても・・・だ。
その一方で、いよいよこんな手に出そうかという記事が目に留まった。こちらをご覧いただこう。
すでに、官邸筋(誰かミエミエだが)からは、「前川さんがパクられたら、どうするの? 犯罪者の言い分をタレ流したことになるよ」なんて記者に言っているらしい。
たらればといいつつ、こんなセリフを権力者側が言うのは、すでに「厳正な当局」ではない証拠であり、少なくとも本件で前川氏が逮捕されるとしたら、もはやこの国はどこかのミサイル連発の国と同じだよって。
ちなみに逮捕理由に挙がっているのが、公務員時代に知り得た情報を外部に漏らした「守秘義務違反」(国家公務員法違反)、文書を外部に持ち出した「窃盗」のほか、保護者の同意や正当な理由なく、深夜に青少年を連れ出してはならない――とする都の青少年保護育成条例違反だという。果たして口封じ逮捕はあるのか・・・もしあったら、まさに国民は黙っていていいはずがない・・・が、だまっちゃうんだろうなあ(涙)
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