アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

大勝軒であつもり

2021-03-30 06:00:00 | グルメ

先日、自転車で千川通りをシコシコ走っていたところ、西武池袋線の富士見台と練馬高野台の間あたりで、地味なお店を見つけた

   

 それが今日紹介する大勝軒富士見台店だった。当初は、もう少し進んで「ぶたまる」に行こうと思っていたが、こんなところで立ち寄る機会はめったにないぞと入店した。

 入店してみると店内は広くなく、以前は焼き肉屋だったところに居抜きで入った? みたいな佇まい。幸い座ることができたが、すぐ次のお客様は外で待ちになった。

 メニューはもちろん、もりそば(つけ麺)がメインだが、中華そばもあった。しかし、ここは当然もりをあつもりで・・・

 ただせっかく来たのでわかめトッピングでお願いした。ほどなくして出てきたのがトップ写真のこれだ。

 

 大勝軒といえば、あまりに有名なつけ麺のお店で、今は亡き山岸総帥を中心に支店はいくつあるんだろうというくらい・・・

 待っている間、店内を見ていたら、こちらもかなり古くからあるお店らしい・・・さて実食だ。大勝軒のつけ汁は今流行りの魚介豚骨ではなく、醤油ベースの酸味のきいたもの

 

 ズズッ・・・うん、これだ、この味だ。シンプルだがさっぱりして飽きることのない味だ。ある種二郎とも対極にある味か。

 麺は中太のモチモチ系のもの。食べている実感を感じるぞ。そしてトッピングでお願いしたわかめだが・・・

 

 パッと見はたいしたことないように見えたが、結構なボリュームで、箸休めというより、どっしりと・・・

 また茹で卵も入っていたりして、並盛りで十分なボリュームだった。一応卓上にはニンニクもあったが、この味にニンニクはなあ・・・と。

 

 すいすいといただいた後は、お約束のスープ割。これまたスッキリアッサリといただいてごちそうさまと。

 今となってはノスタルジーすら感じる味ではあるが、やはり大勝軒に間違いなしだ。こってり系の多い小生だが、ときにはこういう系統もいいかも・・・

 

 しかし、それにしても看板も目立たず、立地もよくない・・・なかなか渋いお店である。

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