気持ちのいいメール

先日、ある新聞でお取り寄せグルメの記事を見て、思わず注文してしまったものがある。そのお店は、新聞で取り上げられたことで、注文が殺到して大変だったようだが・・・

　そのお店から来たメールにいたく感動したので、あえて一部ご紹介したい。
　「●●●(店名)でございます。この度のご利用誠に有難うございました。大変お待たせ致しました。クロネコヤマト宅急便にて配送の準備相整いましたのでご連絡を差し上げております。ヤマト運輸担当ドライバー様にご尽力頂きお手配致しておりますが、道路状況またお荷物量等により遅延が生じる場合もございます。お待ち頂き誠に恐縮ではございますが、何卒ご容赦下さいますようお願い申し上げます。」

　どうだろう、手紙ではないのだから、余計な修飾語は不要と思われる向きもあるかと思うが、配送のヤマト運輸さんにまで丁寧に接している気持ちが伝わってくる。
　さらに、配送予定日・時間の表記があった後、こんな感じで続く。

　「上記到着予定にご不在だった場合は、ご希望のお届け日時が簡単にご指定していただける「クロネコヤマト不在票」が置かれますのでご都合のいい到着日時を、不在票に記載の連絡先にご連絡の上、ご指定お願い致します。～(中略)～無事お届けできることを祈りながらお送りさせていただきました。●●●のご利用誠にありがとうございました。」

　今どきクロネコ便を受け取ったことのない人は、ほとんどいないと思うし、予定時刻に急用が入る人もあるはず。だから、余計なお世話といえばそうなのだが、品物が冷凍で送られる生ものであるが故に、この気持ちが個人的には快い。
　極めて日本的といえばその通りだが、こういう隅々まで行き届いた文章を見ると気持ちよくなるのは小生だけだろうか。

　もちろんこのメールは、ヤマトさんだけでなく、小生に対してもあらゆるところに気が配られたもので、しっかり店長さんの名前までフルネームで書かれていた。
　変な宣伝になるのはビミョーかも知れないので、お店の名前はあえて紹介はしないが、ご興味を持たれた方にはこちらをどうぞ。

　小生が、このお店のリピーターになるのは当然の結果かと・・・