goo blog サービス終了のお知らせ 

アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

柳家さん喬独演会@三鷹

2012-12-16 05:27:36 | 落語
柳家さん喬といえば、小さん門下の重鎮の一人で、本寸法の噺家の一人。小生もお気に入りである。そのさん喬の独演会が三鷹で開催されたので出かけてきた。

 当日は、午前11時からの部と14時からの部の二回口演。ところが、開場となる13:30になっても開場していない。なんと、まだ11時の部が終わっていないという。
 これが押せ押せで、ようやく開場となったのがなんと13:50・・・むむむ、まさか開演も遅れるのかと思ったが、幸いほとんど遅れることなく開演となった。

 開口一番は、さん坊。今まで真田小僧を聞いた記憶があるが・・・と思ったら、今回は「金明竹」だった。
 そして続いて小太郎の登場。初めて聞く噺家だ。そして始めたネタは、うん・・・これ聞いたことないネタだぞ。後でこのネタが「夢八」という題だと知った。

 どっちかというと上方のネタだという。うーん、こりゃあ聞いたことないわけだ。だが、この噺のヤマ場で大切なまんだら(手ぬぐい)を忘れてしまったことは大減点だ。
 そして、お目当てさん喬の登場。例によって地味な登場風景だ。何を始めるかと思いきや、おお「宮戸川」だ。どっちかというと夏っぽい噺なんだが・・・

 そこはそれさん喬の力だから、しっかり聞かせてくれる。そして終わったと思ったら、そのまま始めたのが「寝床」だった。
 正直お腹一杯になりそうなところもあったが、そこはそれさん喬の力で楽しませてもらえた。さすがである。そしてここで中入り。

 そして、中入り後はヒザで小円歌の登場。女流の三味線漫談であるが、小粋なお姉さんだ。今までも何度か聞いているが、この日も仕上げに奴さんを踊ってくれた。
 さて、トリのさん喬の登場だ。三ドラ煩悩の噺とくれば・・・おお、「子別れ」だ。いろんな噺家が掛けているが・・・

 なんとなくオリジナルというか、子供が自立した感じの演出になっている。が・・・その辺もさすがにさん喬。しっかりとした組み立てで、いい仕上がりになっている。
 例によって噺はわかっていても、ウルッときてしまう。この噺好きなんだよなあ・・・すっかり満足したのだが、ハッと気づいたが、時間は17:30だった。

 えっ・・・3時間半・・・うーん、さすがにこれは少し・・・(苦笑)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。