goo blog サービス終了のお知らせ 

アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

殿様の通信簿

2006-09-03 10:50:56 | つれづれ
一ヶ月ほど前に、ラジオを聞いていて「殿様の通信簿」という本が話題になっていることを知った。歴史物の大ファンである小生としては読まずにいられなくなった。

 池袋の大きな本屋をはしごした。残念ながら、どこも売り切れで入荷待ちだという。ア○ゾンで調べたが、お届けには3週間くらいかかるという。
 うーんといいつつ、ハワイから帰り、先週再び訪れた本屋で発見した。おお、これだ、これだよ・・・何々「武士の家計簿」第二弾ってか。

 中身は、歴史マニアの小生にはなかなか興味深いものだった。いきなり現在住んでいる水戸由来の水戸光圀の評価からくる
 ふむ何々・・・へえーっ(ここは、本の中身なのでご勘弁を)いや、小生すでに知っていることもあったが、新たに知ったことも多い。

 と次には・・・浅野内匠頭かあ。忠臣蔵の正しい評価については、井沢元彦氏の逆説の日本史に詳しくあるが、そのことを踏まえて読むとまことに興味深い。
 特に、大石内蔵助の評価にいたっては・・・ご興味をもった方はぜひご一読を・・・あっ、小生本屋の回し物ではありません、念のため(汗)

 さらには加賀百万石の前田家についてはページをさいている。利家と三代利常である。特に利常については、小生知らなかったが、まことに興味深い。
 個人的には伊達政宗の生涯と重ねたが、歴史のあやを感じることが多く、同時代に伊達政宗とともに家光と対峙した、利常という人物についてものすごく興味をもった。

 やや、途中から筆が疲れた感じはあるが、ベストセラーになるだけの本とは感じた。それにしても、いかたしかないとはいえ、ここでも信長・秀吉・家康の影が強い
 この本のいいところは、その三人の周囲というか、これまでの本では取上げられない殿様にスポットライトを当てた点で、興味深いものがあった。特に、ラストの○○には小生のようなサラリーマンにはジンと来る(涙)

 皆さんもご興味があればぜひお勧めします。

最新の画像もっと見る

2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラストの○○ (すぽっと)
2006-09-04 02:02:45
なんでしょう???

気になりますぅ~。。。って、きっと「それは本を読んで。。。」っておっしゃるのでしょうね。。。ハイ。

でも、日本でもなかなか手に入らなかった本ですから。。。当然こちらでは。。。(汗)



返信する
いや隠すほどでも ()
2006-09-04 20:58:03
本多です。そう、皆さんご存知家康の重臣、いや忠臣の本多佐久左衛門ですよ。



えっ、有名じゃなかった?
返信する

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。