アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

住吉館の食事

2013-07-10 06:00:08 | 日本秘湯を守る会
昨年の記事でも紹介しているが、住吉館の食事はご主人が元々一流のシェフだったこともあり、なかなかすばらしい。

 今回も、スタート時にはトップ写真のような山の幸を中心とした前菜が並び、まずは囲炉裏の炭火で野菜や名物のニシンの山椒漬けなどを焼く。
 そして、出てくるのがイワナのお刺身だ。これが敷地の中の池で泳いでいたもので、新鮮そのもの。身が締まっていて、抜群に美味しい。



 ここから、スープっぽいものや、マスの味噌焼きなども出てくる。味噌焼きは、頭からしっぽまで完食でいただく。
 そうそう、生ビールでスタートした飲み物も、この辺からは日本酒に切り替えである。昨年感激した雪中貯蔵酒は、まだ季節が早くて出ていないというが、限定のかなり美味しい日本酒をいただけた。これがまたうまいのなんのって・・・

 となると、つまみもちょいとほしくなるのだが、先ほどのニシンの山椒漬けを追加でサービスいただく。ここの女将は、この辺のあしらいが抜群だ。
 さらに、イワナの刺身のときの骨などを唐揚げにして出してきてくれる。これはもう、飲むしかないだろうって・・・(汗)


 そうこうしているうちに出てきたのが、名物のさくらステーキだ。会津は馬肉を食する文化があるが、このステーキが火加減も絶妙で、言われなければ桜肉とわからないくらい。
 癖もなく、ニンニクやしょうがもいらないという・・・うーん、さすがである。

 気が付けば、お酒もあっという間に二合空き、さらに二合お願いする・・・それにしても美味しいお酒である。値段も見ないで頼んでしまったが、心配だぞ(苦笑)
 そして仕上げの十割そばが出てくるのだが、これが嬉しいことに、伊豆から取り寄せたというわさびがついていて、長次郎のおろしですれる。


 伊豆出身の小生としては、これは嬉しくて調子にのってすってしまった。もちろんそばの方もコシがあった最高に美味しく・・・
 最後の最後は、例によってのスイカのカービング付きの杏仁豆腐。スイカの汁にひたった杏仁豆腐は、なんとも上品な甘さがあり、仕上げにはたまらない。

 気が付くと、さらに一合のお酒を追加してしまった(汗)。ちなみに翌朝の精算が心配だったが、内容から見ればむしろお安く感じられ、胸をなでおろしたことを付け加えておきたい。
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