アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

鈴々舎八ゑ馬の会ファイナル

2021-11-29 14:26:05 | 落語

鈴々舎八ゑ馬は小生がご縁をいただいている二ツ目の一人だが、来春真打に上がることが内定している。真打昇進とともに改名して柳家風柳という名前になる。

 

 その八ゑ馬の二ツ目としてファイナルとなる大きな落語会が開催されたので出掛けてきた。会場は有楽町のよみうりホール、大きな入れ物だ。

 緊急事態宣言が明け、入場制限がなくなったとはいえ、けっこうな入りで、彼の人気のほどがよくわかる。ちなみに、高座の写真は撮影許可の出たところである。念のため。

 

 会場に到着してまず驚いたのが、プログラム。何とも盛り沢山で、これはしんどいぞ・・・と。幸い、小生のゾーンは緊急事態の頃の名残で一席ずつ空いていたので、まあなんとか。

 まずは開口一番、美馬の登場、これで「みーま」と読むようだ。始めたのは「子ほめ」だが、これがいい。上手くやろうとしていないのがいい、大うけだ。

 

 後で調べたら、大変かわいらしいお嬢さんだ。これはちょっとファンになるかも・・・なんていいつつ、続いてあお馬の「まぬけ泥」喬太郎の「母恋いくらげ」、さらに師匠馬風のご挨拶&漫談で中入り。

 再開後、上方からのゲストの瓶二が「看板のピン」、鶴瓶が「青木先生」でまた中入り。

 

 再々開後、方正の「閻魔大王」、でラストの八ゑ馬の「紺屋高尾」と続いた。トータル3時間半のロングランだったが、幸いそれほどお腹いっぱいにはならなかった。

 軽く感想をつけておくと、喬太郎ワールドは相変わらずで、さすがの一言。マクラの切れ味、そしてふり一つで爆笑が起きるという。

 

 同じ新作でも鶴瓶の方は、いささか聞き取りにくかった。会場が広くて後ろの方の席だったせいもあるが・・・

 そしてトリの八ゑ馬だが、本人二刀流というだけあり、上方と江戸の両方をやるという。この日は江戸で、紺屋高尾を演じた。

 

 真打披露のために稽古しているネタのひとつのようで、こなれてはいたが、まだもう一息磨きを掛けてほしいところだ。

 もちろん、彼はまだ発展途上なわけで、現時点で固まってはいけない。逆にいえば、これからに期待したいところでもある。

 

 来春は同時昇進にぴっかり改メ桃花などもいて、多士済々だ。ぜひ頑張ってほしいところである・・・ってか、昇進披露にも行くしかないなあ。

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