日本ＦＩＦＡランク急落

すでにニュース等で皆さんもご存知かと思うが、サッカー日本代表の世界ランクが１８位から４９位と急落した。なんでも算定方法が見直された結果という。

　しかし、それにしたって、この３１位も一気に下げるってのはいったいどうなんだい・・・と思うが、逆にこの順位は世界的に見て妥当なところだろう。
　そう、今までの１８位がありえない・・・なんたって、ドイツより上だったんだから・・・まあ、これに踊らされたにわかファンもいい刺激になったろう。

　正直なところ、小生は４９位でもまだインフレだと思っている。本音、６０位くらいではないのか、と思う。韓国５６位だっていうんだから・・・
　まあ、次のＷ杯はアジア枠が減り、オーストラリアが入ることで、出場そのものがかなり厳しい。現時点でいえば、枠が減ればいいとこ確率２５％くらいではと。

　さてそんな中、早くもオシム体制の人事が騒がしいが、元日本代表ＤＦ井原正巳氏がＵ―２１代表コーチに内定し、意欲をのぞかせているようだ。
　井原氏は「平山（ヘラクレス）とか、カレン・ロバート（磐田・写真）らを育てないといけない」と若い世代をＡ代表に押し上げることの重要性を強調したという。

　確かに、今大会もベテランの活躍と引退が目立ったが、一方でアルゼンチンの天才メッシをはじめ、ヤング(死語)の台頭もあったのが事実。
　そんな中、マスコミ等は、日本ではこの４年間、新しい世代が育っていないと無責任な発言をしているのが目に付く。ほんとにムカつく。

　お前ら、Ｊリーグを見ているのか！今回だって、選出されない理由がわからない選手もいたぞ。育っていないのではなく、育てなかった、また呼ばなかった爺故の責任をどうして追及しないんだ（←相変わらず怒っている）。

　その中での井原氏の発言は、妥当だし、また嬉しい。平山は、最近バカマスコミが騒ぎ始めたが、オシムサッカーの基本の走るという部分が改善されているのかどうか。資質は認められるだけに、よくなっているといいのだが・・・
　個人的な身びいきも承知で、もっとマスコミはＪリーグを真剣に見てほしいと・・・カレンがどれだけ走っているか、ジェフの阿部がどんなプレーしているのか。

　ブラジルのニュースなど見るにつけ、日本代表を強くするのは我々の声が大きいと再認識した。マスコミに踊らされることなく、冷静にシビアな目でＪリーグと代表を見守りたいものだ。