CLAシューティングブレークに試乗

以前から何度かメルセデスのCLAシューティングブレークを紹介している小生だが、いよいよ日本でもリリースされた。すでにテレビCMも始まっている。


　ということで、先日先行発表会に出かけてきた。もちろん、冷やかしに毛が生えた程度の認識なのだが・・・
　まずは現物を見た。トップ写真を始め、とにかくカッコイイ・・・というのが第一印象。サイズは先代のCクラスと同じレベルで、堂々たるサイズに見える。

　ベースとなるCLAと比べると背が少し高くなっているのと、ルーフラインが延びていることで、特にリアシートに乗り込む際のヘッドクリアランスの余裕が大きく変わった。
　CLAの場合は、リアに乗り込む際、かなり頭がつかえる感じがあるが、これならそれほど・・・と。もちろんリアシートに座ってしまえば、足元の余裕はあるし、リアシートの使用頻度にもよるがほとんどの人に問題ないだろう。


　肝心のカーゴルームは、高さこそCクラスワゴンやBクラスには劣るものの、奥行きもあり、なかなか使いやすそうだ。標準でCクラスワゴンやBクラスのそれを上回るという。
　ランフラットタイヤのおかげで、アンダースペースもそれなりにあり、ちょっとしたものは入れておける。しいて言えば、開口部がやや狭いが・・・

　せっかくなので試乗させていただいた。聞くと、そのお店での第一号だという。その印象は、AクラスやBクラスと同じシャシーとは思えないレベルだった。
　コンピュータなどをブラッシュアップしたということで、静粛性と力強さが増している感じ。試乗したモデルは1.6lだったが、必要にして十分だなあと。


　もちろんメルセデスだから取り回しは抜群で、最小回転半径は5.1mとこのサイズとしてはとても使いやすい。なんと全長では大きく下回るBクラスよりも小さい。聞くと前輪の切れ角が改良されたという。
　むむむ・・・カッコよくって、実用的で、しかもメルセデスとしてはお値段もリーズナブル・・・なんとも美味しいとこ取りのモデルである。

　当初は冷やかしだったが、ちょっぴり本気で欲しくなってしまった。今の車に何の不満もないんだが・・・
　やはり車はカッコよくないとなあ・・・ってか。あ・・・今日は、ここでかわいいお姉さんの話にならないようにしま～す(汗)