アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

ああ、沼津ナンバー・・・

2016-03-16 06:00:13 | つれづれ
小生がガキの頃って、地元の車はすべて「静岡」ナンバーだった。


 それが1977年、「浜松」ナンバーとともに「沼津」ナンバーが登場したことで、地元の車のナンバーはすべて沼津になった。
 トップ写真のゾーンが沼津ナンバーの地域。静岡県の1/3を占めている。元々静岡県は沼津を中心とした伊豆と、静岡を中心とした駿河、浜松を中心とした遠江の三国に分かれている。県民性も分かれるわけで、この三つは納得感があった。

 ところが、2006年ここにご当地ナンバーの「伊豆」が登場すると事態が複雑になる。かつての沼津ナンバーの地域の半分くらいの面積が伊豆になってしまったのだ。
 この伊豆って語感がブランドかどうかは別にして、ともあれこれで沼津ナンバーエリアは、文字通り静岡県の東海道沿線の東部という感じになった。

 まあ、ここまではしかたないだろう。観光が命の伊豆にとっては、ご当地ナンバーもブランドとして必要だったのだから。
 ところが、ここからわずか2年後の2008年に沼津ナンバーにとっては、さらなる悲劇が襲う。ご当地ナンバーの追加で富士山ナンバーが登場してしまったのだ。


 この富士山ナンバーは、静岡県と山梨県にまたがるという意味では初めてのご当地ナンバーとなったわけだが、その結果・・・
 なんとなんと・・・沼津ナンバーエリアは、沼津市と駿東郡の一部というごく狭い範囲になってしまったのだ。

 このエリアの狭さは日本でも有数のものになるかも知れない。さらにいうと、世田谷が独立したときに議論となったし、新宿区が練馬から独立したいという希望があっても台数が足りなくてダメとなったことが思い出される。
 元々はご当地ナンバーではなかった沼津が、結果としてご当地ナンバーより小さくなってしまったという・・・

 これからは静岡県民であっても、沼津ナンバーを見かけるのがごく稀なことになってしまうのかも知れない。
 ちなみに、伊豆半島の一部にエリアが入っているが、こちらは平成の大合併で沼津市になった地域だからだ。

 なんとなく、沼津ナンバー頑張れよ~、って気になってしまった。
 くわしくはこちらで・・・
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