平山蘭学事始め・・・いいのかＪ！

以前の記事で紹介したが、筑波大の平山がいよいよオランダリーグのヘラクレスでデビューする。ありゃ、平山はフェイエノールトに行くんじゃなかったっけ？と思ったが、小生が休んでいる間に、評価急落で、こうなったらしい。

　「１１日に正式に３年契約を結んだ怪物は、目標とする０６年Ｗ杯出場への第一歩を新天地で踏み出す 。日本の若き大型ＦＷが大きな一歩を踏み出す。推定年俸はＥＵ外選手に対する最低保証額の３４万ユーロ（約４７００万円）」とあった。うーむ、イラつくなあ・・・

　プロとして迎える初めての開幕。平山は「Ｗ杯へアピールできるよう頑張りたい。夢に向かってスタートラインに立てたと思います」と力を込めた。
　Ｕ―２０日本代表として２度の世界ユース選手権で躍動した日本の「怪物」は、まだ経験がないＡ代表への踏み台にオランダを選んだ。

　おいおい、別の記事によるとフェイエの練習試合はボロボロで、評価は急降下とあったし、それを裏付けるような次の発言があったぞ。
　「今のレベルを考えたら合っているかな、と」さらに、これに続き、記事によれば・・・こうあった。

　「苦笑の陰にはしたたかな計算があった。ＭＦ小野が所属するフェイエノールトやアヤックス、ＰＳＶという名門クラブはあるが、中位以下のクラブは決してレベルは高くない。出場機会を得るのはそれほど難しくはないはずだ。強豪との対戦も交えながら、経験を積んでステップアップを図れる最高の舞台。筑波大を休学し、Ｊリーグを経由せず“裏技”とも言える海外挑戦で自身を磨く」

　これはどう読むべきか。Ｊリーグではレベルが高いから、今では通用しないが、オランダの中堅以下なら・・・という意味か。
　それとも、Ｊリーグではレベルが低すぎるが、さりとてセリエＡやブンデスリーガでは通用しないからという意味か。どうも後者のように見える。

　いずれにしろ、特別強化選手登録直前だった磐田をはじめ、Ｊのチームはコケにされたも同然だ。Ｕ－２０で、他のＪリーガーと比べ平山はレベルが高いわけではない。
　それを怪物だのともてはやすマスコミもマスコミだが、本人はＪでレギュラー取れるレベルでないのに、Ｗ杯に出たいなどと・・・本気なのだろうか。

　高原・久保・柳沢・玉田・大黒・大久保・田中達也・巻らの代表経験者に加え、前田や永井のような、いつ呼ばれてもおかしくない選手たちを押しのけられるか見物である。
　先輩プロの意地を見たいものだ。あっ、すでに鈴木師匠（鹿）には勝っているかもしれないが・・・（爆）