岩の湯は宿泊することが目的になるお宿だが、そうはいってもどこかに立ち寄りたいということで毎回考えるのだが・・・今回向かったのが米子大瀑布だった。
うん? 米子って・・・と思われるかも知れないが、岩の湯の近くから山道を行ったところにある。というより、大河ドラマ「真田丸」のオープニングで出たところで有名になったところだ。
その映像では滝のそばに城があるようになっていたが、実際は滝だけである。かなりの大きな滝と聞き、一度見てみたいと思っていた。
さて米子大瀑布は、小布施からナビを入れると約1時間かかると出た。岩の湯に向かう国道から途中脇にそれて約16キロ、秘湯の道になれた小生には特別ハードな道ではない。
約50分で駐車場に到着。紅葉シーズンにはマイカー規制になるようだ。ここから登り約30分で滝の見えるところに到着するという。
この山道は抱返り渓谷以上大山未満で、途中急坂はあるが、特別な装備はいらない。米子川はそれなりの急流でマイナスイオンを感じる道は気持ちよい。
ただ、この日はかなり暑く、木陰などはまだしも、日差しがあるとかなり暑かった。また途中には熊鈴が設置されていて、山の深さもよくわかる。
歩くこと約30分、米子神社の奥の院に到着、ここから滝はほど近く、不動の滝と権現の滝が近くで見渡せる。不動の滝は落差85mという。
一方の権現滝は約70mという。二本の滝は隣接という感じではなく、少しはなれたところに落ちている。
さらに歩を進めると、かつて鉱山があったところに出て、二本の滝が正面に見渡せる。少し滝からは距離は離れるが、この雄大な景色はなかなかのものだ。
滝の落差があるのでおわかりのとおり、崖はものすごく巨大なもので、日本の名瀑にも数えられているようだ。
ちなみに鉱山の跡は今では芝生の広場になっているが、全盛期は1500人の住民がおり、学校や療養所もあった由。
ここから駐車場までとって返し、往復約1時間20分ほどだった。お宿のチェックインが関係なければもう少しゆっくりいけるといいかも・・・
季節を変えてきてもいいかな・・・とも思ったが、岩の湯とセットならまた夏になりそう(苦笑)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます