アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

春風亭小朝独演会@練馬

2011-11-01 06:24:19 | 落語
小生にとっては、今お気に入りの噺家といえば、市馬だったり、さん喬だったり、三三とかいろいろいるが、やはり小朝を忘れてはいけないだろう。



 立川流愛好者には酷評されているが、何をどう聞いても談春>小朝となるのかがわからないし、ましてや三十年前ならいざ知らず、今の談志なんぞは聞くに堪えない中、やはり聞く価値のある噺家だと思っている。
 まあ、噺家の評価は聞く人がそれぞれで決めればいいのだから、目くじらを立てることはないんだが・・・

 その小朝の独演会が練馬の文化センターで行われたので出かけてきた。三三から一週間も経っていない。ときに、ここは野村萬作が名誉館長だという。
 というのも、野村氏が練馬在住だからというが、ここのホールでは毎回、携帯が鳴るということが頭に残っている。マナーレベルの低さも毎回のことだ。

 さて開口一番はぽっぽちゃん、11月1日で二ツ目になり、「ぴっかり」になるので、前座として最後の高座という。
 その上で始めたネタが「元禄女太陽伝」、ぽっぽちゃんでは初めて聞くネタだ。まだこなれ具合では改善の余地はありそうだが、けっこうらしさが出ていてよかった。



 そして小朝の登場。一席目は「竹の水仙」だった。この手の噺をさせると小朝の良さが引き立つ。さすがにいい仕上がりである。
 中入り後、まずはひろ木が登場。木久翁の弟子というが、ほんとに二ツ目かい?というくらい、バタついて聞きづらい。第一、座布団にまっすぐ座っていない・・・

 この時点でダメだったが、「読書の時間」をやった・・・しかし、この出来でバカウケの上に、中手が入る観客・・・なんとなく、ビミョーかも。
 そしてトリの小朝の登場。えっ・・・「親子酒」なの?うーん、練馬だと思って手を抜いたのかしらん・・・と思いつつ、キッチリサゲを決めた。

 あら、終わり?と思っていたら、そのまんま噺を始めた。おお、そうでなくっちゃ・・・と思ったとき、事件が起こった。
 小生の少し後ろのオヤジが携帯で大声で話し始めたのだ(怒)。しかも、すぐ切ることもなく、延々とやりとりしている。ったく、ありえない(激怒)

 そのせいか、「お菊の皿」も過剰演出気味でいささか・・・だった。きっと小朝は、練馬を完全に馬鹿にしたんだろうなあ・・・
 そういえば、ここで談志一門会のときにも、ずっと携帯が鳴り続けるという事件があったっけなあ。あのときは、さすがに会話はしていなかったが・・・(汗)
 練馬・・・ダメだぜ。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
落語 (にっち)
2011-11-01 17:04:49
初めて落語に行ったとき、満員でなくて空席あるのが、来ていただいた落語家の人に申し訳ないような気持ちになって、真剣にききましたが、そんな失礼なお客さんいたら、誰かつまみ出してほしいです。失礼すぎますよね!ヽ(`Д´)ノ
よっぽど耳が聞こえないお祖父さんだったんでしょうか( ゜ Д゜)
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いやそうでもなかったです ()
2011-11-01 18:18:44
そのオヤジ、小生より年上みたいですが
、耳が遠いわけではなく、普通な感じでしたよ。
しかも内容が明日の飲み会の相談でした!
小生の二列うしろでした。
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Unknown (チーフ)
2011-11-01 23:32:48
とんでもないオヤジですね。
時々いますよね、そういう場をわきまえない
オヤジ。
私の体験では、焼香している最中に鳴って、
焼香をはしょって話し始めたオヤジが
今までの最高馬鹿オヤジです。
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うわっ! ()
2011-11-03 11:01:30
チーフさん
本当ですか?焼香をはしょって(笑)
いやいや笑ってはいけませんな。
バカはどこにもいるという証拠ですな。
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