
このブログの読者の皆さんにはご案内済みだが、小生現在MVNOの通信回線を3回線使っている。3回線でコストは約3000円であり、快適に使えている。しかもメイン回線は5分間までの通話かけ放題付きで・・・だ。
ところが、格安SIMを使いたくても使えない、という方々について取り上げた記事が目に留まった。おおよそ想像はつくが・・・
まず何といっても2年縛りの呪縛であろう。高い違約金とか残債が・・・というもの。ところが、記事にもあるようにそれを払ってでも、MNPした方が安くなることって多い。
ついでに言えば、残債払ってその端末をそのまま使えるのも、考えようによっては・・・だ。冷静に考えれば、ランニングで毎月多額のものを払っていて、そのひと月分プラスアルファの違約金に過剰に反応するのも不思議なんだが・・・
いいとは思わなくても、与党に入れてしまう国民性と似ているかも。
さらに、やむにやまれぬ理由の代表例が、「キャリアメールが使えないと、親と連絡が取れない」というもの。
いや、これは親に限らない。小生がMVNOしたとき、多くの方とメールができなくなった。迷惑メール設定しているかと聞くと、キャリアのデフォのままという。
現在キャリアの端末の多くが、デフォでキャリアメール3つ以外を着拒にしている。どこかの国の非関税障壁と同じように、結果としてMVNOへの流出を防ごうという・・・気がする。ショップでは迷惑メール設定の話など一言も説明しないままで・・・
まさに、そういうのがわけわからん、という人たちがキャリアにまかせておけば安心という・・・その餌食になり、高いコストを払わされているのだが・・・
ちなみに、小生はその方たちの何人かに、迷惑メール設定を外してもらえるかと依頼したが、多くの人からは「電話帳に登録したよ」という返事が届いただけで、何もしていなかった。
つまり、「電話帳に登録すれば迷惑メール設定からは外れる」、「その証拠にこちらからはメールが送れる」という理解だった。
さらに、説明したが・・・もはや何をどうするのかわからん、うかつにいじると怖い・・・と。残念ながら、その方たちとの連絡は断ち切った。
残りの理由は、「何で安いのか分からないから怖い」「キャリアショップもないし、手続きが面倒臭そう」「SIMの種類が多すぎて、どれを選んでいいか分からない」など、「よく分からないから」というもの。これも、手続きや設定が難しいという先入観もあいまって根強い。
小生、一世代以上、年上の方々と接点をよく持っているが、その方々のネガティブな理由のほとんどは、「自分には無理だ」ということで、手を出さない。
設定はお手伝いしますよ・・・といっても、その後いろんなことがあるのではとおっかなびっくりになっている様子。
一歩踏み出した方々については、「なんだこんなに簡単だったのか」と言われるのだが・・・いずれにしろ、日本人が「何かにつけて、変えられない、いや変えたくない国民」である以上、キャリアの優位は今後も続くんだろうなあ・・・
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