アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

荒川金の余韻に狂騒

2006-02-24 12:50:35 | マニア
いやいや、荒川の金はすごい、立派の一言だが、大会直前の右足かかとのケガ、さらにトリノ入り後に転倒して左肩を脱臼していたことが判明。けがを乗り越えての快挙に、日本中の感動はさらに増していることと思う。

 というところで、速報版のせいか各紙の記事の足のもつれが微妙に見えたのがあった。面白かったので、ご紹介しよう。
 記事はあえて新聞名はふせておこう。まずは引用させていただく。

 「直前に滑ったショートプログラム(SP)1位のコーエン(米)がジャンプで2度転倒する大失敗にも動じず、ほぼノーミスの演技を披露。」
 おい!大失敗があったのに、ほぼノーミスって・・・(爆)。きっと、この記者も記事をリアルタイムで書いていて、コーエンの大失敗後の高得点に筆がもつれたとしか(苦笑)

 しかも、これが今朝ほど入手した号外として活字にもなっていたので・・・全国で同じツッコミをしている輩がいるとみた(笑)
 それにしても、直前コーチを変え、曲も変えた荒川の計算とそれに照準を合わせた能力はさすがである。

 イタリアの環境を考え、世界チャンピオンのときの曲イタリア歌劇「トゥーランドット」を持ってきたのは計算どおりだろうが、開会式で「世界三大テノール」のルチアーノ・パバロッティ氏が歌ったのはラッキーだったかも知れない。
 
 荒川になんの罪もないが、スルツカヤの心中は察するに余りある。前回の疑惑の採点での銀に端を発した新採点基準。
 そして、心臓病と闘いながらの待ちに待った四年後・・・これを取れば、フィギア全種目ロシア制覇。かつ初の女子シングルの金・・・プレッシャーとしか。

 世界選手権をはじめ、タイトル総ナメの女王に唯一なかった五輪の金は、またしても・・・輝くことはなかった。
 これもまた運命かも知れないが、それでもなお彼女の演技は我々の心にずっと輝き続けることだろう。

 これからの各選手の行く末が興味のわくところではある。

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7 コメント

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実力だけではないんですね (ゆきこママ)
2006-02-24 21:04:13
>スルツカヤの心中は察するに余りある。



以前の記事で桂さまは、スルツカヤが3回転倒しても優勝だろう、と書かれていましたからね。。。



素直に、荒川を褒めてあげたいと思います。
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やったねぇ! (machinya)
2006-02-24 22:43:38
我が家はスグリ派だったのですが、4位でも満足です

ほんと様々なドラマがありますよね。

たぶん私たちには知らされていないドラマが

もっとあるはず。

それにしても荒川の笑顔!まぶしすぎる~~
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むむむ・・・ ()
2006-02-25 00:24:14
ゆきこママさん

スルツカヤおかしかったです。

転倒よりもコンビネーションでプログラムが外れたことが・・・です。



machinyaさん

小生も熱烈な村主派です。
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LIVEで観ました (雪ダル)
2006-02-25 00:28:46
途中から、上手下手を越えて「神」が降りたような演技でしたね。

吸い込まれるような不思議な感じがしました。

会場も、一瞬、静かになって。。。

その後の伸びやかな演技。。。



最高でしたね。
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荒川凄い! ()
2006-02-25 00:37:07
凄かった!
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ホントに (すぽっと)
2006-02-26 07:10:26
おめでとー!

そしてありがとー!

でしたね。



ときに。。。

小泉さんまで

「転んで。。。もらった」

みたいな(言葉は違うかもしれませんが)事言ってましたよ。。。(汗)



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このところ荒川一色ですが ()
2006-02-26 09:31:15
ミキティへの風当たりが強くなってきましたね。

それにしても、村主が・・・切ない
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