アモーレ・カンターレ・マンジャーレ

自称イタリア人のオヤジが、好きなサッカーやらグルメやら、何でも不定期に気まぐれに書き綴るサイトです。

鈴々舎美馬のネタ下ろし勉強会

2022-11-24 06:00:00 | 落語

なかの芸能小劇場で開催されるオフィス10の落語会は、価格も安く10時スタートからの会もあり・・・で時々お邪魔している。

 

 先日は一花のひとり会を聞いたが、今回は鈴々舎美馬のネタ下ろし勉強会というのを聞きに行ってきた。

 この会場、開演前にチケットの発券番号順入場をやるのだが、諸般の事情で到着がギリギリになってしまい、まあ空いているだろうと思って入ったところ・・・

 

 なんと、満員札止めというすごいことになっていた。先日の一花はかなり空いていたのでえらい違いだ。

 客層も、美馬の追っかけっぽいオヤジたちが多く(←お前もだろって)、なんかAKBのソロコンサート? みたいと同行者も・・・

 

 この会がいかに異例のことかというと、彼女はまだ前座だ。前座が小さいとはいえ、ホールでの独演会をやるというのは聞いたことがない

 それだけ、人気もあるということなんだが・・・小生は見た目のかわいらしさとは別に、前座としてしっかりと古典をやっているイメージがあり、来たのだが・・・

 

 マクラで話しているのを聞くと、本当に可愛らしいお嬢さんだが、新作を三席、古典を一席やるという。

 えっ・・・彼女が作った新作? と始めたのが「えんまと美馬」語りはしっかりしているが、ノリが今どきのお嬢さんのそれ。

 

 逆にくすぐりが新鮮ですっかりやられてしまった。続いてやったのが「エステサロン」、彼女の前職がエステティシャンだったという。

 その体験を元にしたネタだが、これは抜群に面白かった。ってか、女流ならではのネタで、センスを感じる。

 

 中入りをはさみ、再開・・・始めたのは「エステサロン」の続編として仕立てた、「愛の高3化作用」。おもしろく、そしてちょっといい話だ

 そしてラストは、「鴻池の犬」。これも古典といいつつ、比較的珍しいネタ。いやはや美馬、なかなかいいぞ。

 

 聞けば、来春4月にこの勉強会を再度開催するという。さらにラスト、彼女からプチギフトをお客様にプレゼントという・・・

 先日の真打昇進のお披露目の時のお祝いのお米を分けたものという。縁起物をおすそ分け・・・ますます美馬いいじゃないかって。

 

 一花に続き、次のご贔屓決定だなって・・・

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