プジョーにリフターというモデルがある。今の車にするとき、買い替えの候補者のひとつして検討したことがある。
ワンボックスではないが、それに近いスクエアで背が高いボディで、5名定員乗車した状態でラゲッジには600L近いスペースがあるというもの。
後ろのドアはスライドドアで、ディーゼルの太いトルクと併せて、使い勝手もよさそうだった。
ただ、年に数回だが6名乗る機会があり、その場合、他の車を借りる必要があることから一台で事足りる今の車にした経緯がある。
その際、フランスでは三列乗車のロング版が出ていることを知り、日本でも導入されないかなあと・・・
そのロング版が日本でも発売された。標準モデルの全長を伸ばした形で、サイズは全長×全幅×全高で、4760mm×1850mm×1900mmとなっている。
後ろから見ると、真四角に見えるだろう。かなり実用的なはずだが、今の車と比べると、背の高さはともかく全長で約20cm、全幅で2cm大きく、取り回しの点では大変そうだ。
以前標準モデルを試乗したときは、トルクの太さと、思ったより軽快に走っていることが印象に残ったが・・・ロングは少し鈍重かも。
室内は二列目、三列目シートが一座ずつ独立していて、そのあたりのゆとりはありそう。ふれこみによれば、三列目にも大人が普通に座れるという。
実は、国産車では、二列目にチャイルドシートを二個セットした場合、三列目の乗り降りに支障をきたすものが多い。
中には二列目が二座で、5人乗車でも三列目の使用が必要になるものもある・・・当然ラゲッジに影響する。その点で、この車はその心配がない。
実物を見ていないので、なんとも言えないが、なかなか魅力的なモデルのように感じられる。
気になるのが三列目は折りたためるものの、ラゲッジとして有効に使えるようにするには、席を取り外す必要があるというところ、折りたたんだ状態のスペースなども含め、実車で見てみたいものだ。
現在の車になんの不満もないが、話のタネに・・・ぐらいの気持ちで見てみたい。
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